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ポワチエ : ウィキペディア日本語版
ポワチエ

ポワチエPoitiers)またはポワティエは、フランスの西部に位置するコミューンで、ポワトゥー=シャラント地域圏首府ヴィエンヌ県県庁所在地である。
ポワトゥー=シャラント地域圏およびヴィエンヌ県で最も人口が多いコミューンである。周辺のコミューンも含めて人口249,196人の都市圏を形成する〔Insee - Résultats du recensement de la population de 2008 - Aire urbaine de Poitiers 〕。
==地理==

ポワチエのまちは、西へ向かえばアルモリカ山塊、東へ向かえば中央高地という、スイユ・ド・ポワチエ(seuil de Poitiers)と呼ばれる低地の交差路にある。したがって、パリ盆地からアキテーヌ盆地の間を容易に通行できる地ということになる。ポワチエはパリの南西340kmにあり、リモージュとは130km、ナントとは180km、ボルドーとは220kmの距離にある。このように、ポワチエは商業においても軍事においても有利な位置にある。
ポワチエの位置は、ボワヴル川とクラン川の谷の間にある広いスパテュラ状の突端で、標高は50mほどである。河川は深い谷を刻んでいる。この突端は、トランシェ(切り越しを意味する)と呼ばれる細い通路で平野とつながっている。トランシェの名称は、この通路を溝が切断することと、ポワチエを他の地方から孤立させることに由来する。2つの河川は、ジュベール橋とサン=シプリアン橋のある浅瀬で交差する。
ポワチエの市街は川の両岸に広がっており、特に、大学キャンパスや病院地区、商業地区、住宅地のある東、フュテュロスコープ・テクノポールのある北部に向かって伸びている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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