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ホワイトバランス : ミニ英和和英辞書
ホワイトバランス[らんす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ランス : [らんす]
 【名詞】 1. lance 2. (n) lance

ホワイトバランス : ウィキペディア日本語版
ホワイトバランス[らんす]
ホワイトバランス()とは、カメラにおいて、さまざまな色あいの光源のもとで、望んだ色調の写真を得るための補正のことである。パランスについて純白の被写体をどう写すか、という点に代表させてホワイトバランスと言う。一般に赤みがかったり青みがかったりといった光源が多いため、赤-シアンを主軸とする「色温度」の調整が主となるが、他色の方向での調整も含む。
== 概要 ==
まず、理想的なカラー写真を撮影できるカメラを想定する。そのカメラでは、実際の光景の光のパワースペクトルがそのまま再現される。しかしたとえば、白熱電球のような赤みがかった(色温度が低い)光源下や、逆に蛍光灯のような青みがかった(色温度が高い)光源下において、人間の視覚は、光源のために赤くあるいは青く見えていることを補正して、自然な色合いで対象を「見て」いる。
そのため、仮に光学的に理想的なカラー写真を撮影できたとしても、その写真は光源の影響で、「自然な」写真にはならない。これの調整がホワイトバランスである。「白 - グレー - 黒」の無彩色を無彩色に、また人間の肌色などといった人間の感覚が敏感な対象を自然に再現することが第一義だが、たとえば「真っ赤な夕焼け」を完全に補正して、白い物が白く写っている写真にしても普通は意味が無いわけで、そこは撮影者の意図によるものとなる。
銀塩写真の場合の具体例としては、普通のカラーフィルムは標準の処方で現像して、日中の太陽光(デイライト)のもとで撮影したものが自然な写りになるよう調整されている。このフィルムを使い、蛍光灯に照らされた被写体を撮ると緑色がかった不自然な色に写る。また白熱電球に照らされた被写体を撮ると、だいだい色がかった不自然な色に写る。リバーサルフィルムのように敏感な写真材料の場合は太陽光でも、曇天時や早朝にはフィルターで調整することがある。
ホワイトバランスに敏感である点は、デジタルカメラも同様の傾向がある。そのためほとんどのデジタルカメラはオートないしマニュアルのホワイトバランス調整機能を持っている。
以上の点は動画(ビデオカメラ)でも同様だが、動画の場合は連続して調整する必要がある、という点が加わる。コマ撮り等の場合に顕著だが、1カットの短いシーン中に露出等と同じくフラフラ変動すると大変見辛いので、オート等にせず調整を固定すべきである。また、テレビ番組の取材などの映像を注意して見ていると、外から屋内に入ったり、白熱電球から蛍光灯に光源が変わった時にバランスを切り替えたのがわかることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホワイトバランス」の詳細全文を読む




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