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ヘカトンケイル : ウィキペディア日本語版
ヘカトンケイル

ヘカトンケイル(, )は、ギリシア神話に登場する3人の巨人である。複数形は ヘカトンケイレス(, )。その名は百の手を意味し、五十頭百手の巨人の姿をしているとされる。ラテン語では訳され、 とも言う。ギリシア神話の中でもトップクラスの怪力を持つ。
== 概要 ==
ヘーシオドスの『神統記』によれば、ヘカトンケイルはウラノスガイアの息子のコットスブリアレオース(別名アイガイオーン)、ギューゲース(またはギューエース)の三兄弟である。
ヘカトンケイルたちはあまりの醜さに父ウラノスによってタルタロスに封じ込められたが、ティーターノマキアーの際、ガイアの勧めによりゼウスはこの三人を助け出した。そのため、ヘカトンケイルたちは、ティーターンと戦い、無数の剛腕で1度に300の大岩を敵に投げ付けてゼウスたちを支援した。この大岩はひとつひとつが山の如き巨大さを誇り、着弾の衝撃で地球が揺れ動くほどであった。大岩による攻撃を休み無く続けたヘカトンケイルたちは、膠着状態に陥っていた戦況を変え、ゼウス側が勝利する一因となった。勝利後はタルタロスに幽閉されたティーターンの監視に就き、地上から姿を消した。
その後、ポセイドーンヘーラーアテーナーと結託し、ゼウスをオリュムポスから追放しようとした際にはテティスの依頼でゼウスを守ろうとしたことも。
後世の芸術作品やフィクション作品への登場は兄弟に当たる他の巨人たち(ティーターン、キュクロープスギガース)に比べて少ない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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