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ハマジンチョウ : ウィキペディア日本語版
ハマジンチョウ

ハマジンチョウ(浜沈丁)、学名 ''Myoporum bontioides'' はゴマノハグサ科に分類される植物の一種。南日本から中国南部、インドシナ半島に分布する常緑低木であり、塩沼マングローブに自生する塩生植物でもある。別名はモクベンケイキンギョシバ。和名「ハマジンチョウ」は、海岸に生えていることと形態がジンチョウゲに似ることに由来するが、ジンチョウゲとの類縁は遠く、全く別のグループである〔牧野富太郎, 2008. ハマジンチョウ, 新牧野日本植物図鑑. 北隆館 ISBN 9784832610002〕〔中西弘樹, 1985. GEOBOTANICAL AND ECOLOGICAL STUDIES ON THREE SEMI-MANGROVE PLANTS IN JAPAN(半マングローブ植物3種の分布と生態) . 日本生態学会誌 35(1), 85-92, 1985-03-30. 2014.2.28閲覧〕。
== 形態 ==
成長しても高さ1-2mほどの低木だが、枝はよく分かれて繁茂する。葉は長さ6-12cm・幅2-3.5cmとやや細長く、厚い。鮮やかな緑色で光沢があり、枝に互生する。
花期は1-3月で、花は葉のわきに1-3個まとまって開く。直径2-3cmほどで薄紫色、花弁は漏斗状で先端が5裂する。雄蕊4本と雌蕊1本がある。花弁の内側に紫色の小さな斑点が散在する。花にはメジロがやって来る。果実は先が尖った球形で、数個の種子がある。果皮はコルク質で水に浮き易く、海流を介して分布を広げる〔〔〔沖縄県環境生活部自然保護課, 2006. 改訂版 レッドデータおきなわ植物編 169p. 2014.2.28閲覧〕〔海洋博公園, 2009. 海洋博花だより ハマジンチョウ 2014.2.28閲覧〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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