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トラムトレイン : ミニ英和和英辞書
トラムトレイン[らむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラム : [らむ]
 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory)

トラムトレイン : ウィキペディア日本語版
トラムトレイン[らむ]

トラムトレイン(Tram-train)とは、高規格のトラム路面電車)車両〔英語圏では路面電車を発展させた高規格車輛をライトレール車輛(LRV)と呼ぶことがある。〕を一般の都市間鉄道路線上で走らせる形態の軌道輸送交通機関を指す。多くの事例では郊外の専用軌道から都心部の併用軌道へ乗り換えのない高い利便性の路面電車として走行している。
この方式を、1992年にはじめて実現したドイツのカールスルーエに倣い、「カールスルーエモデル」と呼ばれるほか、ドイツ語では、Zweisystemstadtbahn(ツヴァイシステムシュタットバーン=2方式都市電車)、Regionalstadtbahn(レギオナルシュタットバーン=地域都市電車)などとも呼ばれる。現在はドイツを中心に欧州の都市で導入されている。
== 概要 ==
トラムトレインの最大の特徴は、高規格(速度等)の路面電車を一般の鉄道線(日本でのJRの鉄道線等に相当)を走行させることにある。さらに多くの事例では都心部へも直通し、その場合は都市の郊外(及び中距離圏)と都心を直結する交通機関を提供する。この「一般の鉄道線」は、ヘビーレールと呼ばれる場合がある〔従来の旅客列車を路面電車線直通車に置き換えた路線に呼称の対象を限定し、貨物線と路面電鉄が軌道を共有するケースや、廃線敷の流用事例は対象外とする場合がある。〕。
なおドイツのヘビーレールは標準軌間鉄道に関する法令(EBO:Eisenbahn-Bau- und Betriebsordnung)に則って運行され、トラムトレインは路面電鉄の規格に加え、この規格を満たすことも必要である。ただしドイツでは、郊外電鉄(日本では地方私鉄の郊外電車に相当する路線)と路面電鉄とが直通する事例は数多いが〔たとえば、デュッセルドルフのK線・D線、ボンジークブルク方面、ゴータのテューリンゲンバルトバーンなどが該当する。日本での、広島電鉄宮島線・市内線(本線)、福井鉄道名古屋鉄道岐阜地区に似た事例である。〕、そのような郊外電鉄はヘビーレールとはみなされず、従ってトラムトレインとは扱われない〔これらは路面電鉄の単純な発展形とみなされ、法令も路面電鉄および地下鉄に関するもの(BOStrab:Verordnung über den Bau und Betrieb der Straßenbahnen)に基いていることが多い。〕。
=== 利点 ===
トラムトレイン向けに設計された車両(高規格の路面電車)を用いることは高頻度運行や乗降の容易性等の高品質サービスを提供し易い。また旅客は市街の中心部と郊外との間を一本の列車で行き来でき、中央駅などで乗り換える必要が無い。
また、機関車牽引の列車に比べれば、運行コストの削減にも寄与する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トラムトレイン」の詳細全文を読む




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