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トヨタ・ターセル : ミニ英和和英辞書
トヨタ・ターセル[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トヨタ・ターセル : ウィキペディア日本語版
トヨタ・ターセル[ちょうおん]
ターセル(''Tercel'' )は、トヨタ自動車がかつて製造・販売していた小型乗用車である。
1978年昭和53年)にトヨタ初のFF車として誕生し、1999年平成11年)まで販売されていた。姉妹車コルサ/カローラII/サイノスがあり、日本国外にも『ターセル』の名称で輸出されていた実績がある。
初代と次の2代目は、FF車でありながらエンジンを縦置きに搭載する(つまりFRベースの4WDの前半分を使用するような形)という珍しい〔2010年代の日本車ではBOXERゆえ縦置きにならざるを得ないスバル車の中で唯一FF車の設定があるインプレッサ以外に見られない。〕方式をとっていた〔トヨタ初の横置きエンジンFF車は1982年発表の2代目カムリ/初代ビスタとなった。〕。エンジン後方に置かれたトランスミッションからの駆動力は、トランスミッションハウジングに内蔵されたプロペラシャフトで車体前方へ反転し、エンジンとトランスミッションの間にあるクラッチの下に置かれたデフに達する。
縦置きエンジンとした理由は、エンジンの整備性が向上すること、既存のオートマチックトランスミッション搭載に有利なこと、不等長ドライブシャフトに対する等長ドライブシャフトの優位性(トルクステア軽減)などが挙げられた。また、FR車に慣れた従来からのトヨタ車の顧客にFF車の違和感を与えないようにする事も、このレイアウトを採った重要な理由の一つである。しかし、エンジンとデフが上下に重なった、いわゆる「2階建て構造」となったしわ寄せが車体デザインにもおよび、ボンネット上面および側面のベルトラインが比較的高いプロポーションとなった。室内では前席中央足元にトランスミッションが張り出すが、前後方向の室内寸法を大きく取ることで、競合する横置きエンジンホンダ・シビック日産・パルサーに対抗した。さらに後席からもホイールハウスを廃したため、4mをわずかに切る全長ながら2,500mmものホイールベースとなった。
海外では安価でボディサイズのわりに広大な室内空間が評価されて人気があったが、日本国内での販売は今ひとつだった。
== 歴史 ==

=== 初代 L1#型(1978年 - 1982年) ===

*1978年昭和53年)8月 - トヨタ初のFF(前輪駆動)車として姉妹車コルサとともに販売開始された。両車の違いは細部の意匠と販売店。ターセルがカローラ店ディーゼル店、コルサがトヨペット店の扱いだった(ターセルは二代目からビスタ店扱いに変更)。

ボディタイプは2ドア/4ドアセダンと3ドアハッチバック。発売当初のエンジンは新開発の1,500ccSOHC直列4気筒1A-U型のみだった。
*1979年(昭和54年)6月 - 1,300ccの2A-U型エンジンとオートマチック(1,500ccのみ)を追加。1,500ccのエンジンが1A-U型からE70型カローラ/スプリンターと共通の3A-U型に変更される。
*1980年(昭和55年)8月 - スラントノーズ化されるマイナーチェンジを受けた。同時に1500に「SEアベニュー」を設定。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・ターセル」の詳細全文を読む




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