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トマ=アレクサンドル・デュマ : ウィキペディア日本語版
トマ=アレクサンドル・デュマ

トマ=アレクサンドル・デュマThomas-Alexandre Davy de la Pailleterie dit Dumas, 1762年3月25日 - 1806年2月26日)は、フランス軍人。『モンテ・クリスト伯』などの作品で有名な作家のアレクサンドル・デュマ・ペール(大デュマ)の父親。大デュマの作品には父をモデルにした人物が数多く登場する。
==生涯==
仏領サン=ドマング(現ハイチ)で、アレクサンドル=アントワーヌ・ダヴィ・ド・ラ・パイユトリー侯爵黒人奴隷女性マリー・セゼットの間に生まれ、トマ=アレクサンドルと名づけられる。父親は当地でコーヒーとカカオのプランテーションを経営していた。母のマリーは奴隷のために姓がなかったが、農場を切り盛りしていたため「農家のマリー(Marie du mas)」と呼ばれており、「農家の」にあたる「du mas」をつなげた「Dumas」を姓として用いるようになった。
母の死後、他の3人の兄弟とともに実の父に奴隷として売り飛ばされたが、トマは父がフランスに帰国すると買い戻されてフランスに呼び寄せられ、私生児として認知された。ノルマンディーからパリ郊外に移り住んだ父に伴い、その地で高等教育を受けた。そのとき、同じくムラートジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュからフェンシングを習っている。父親の財力のおかげで20代前半までは優雅な暮らしを楽しんだ。
その後、成長したトマ=アレクサンドルは美丈夫として社交界の話題を集めたが、父と別の女奴隷との結婚に反対したため父からの援助が打ち切られた。そこでフランス陸軍に一兵卒として入隊するものの、貴族の家系である父は息子の一兵卒での入隊に反対した。そのため、以後、母の姓である Dumas を名乗り、アレクサンドル・デュマと称するようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トマ=アレクサンドル・デュマ」の詳細全文を読む




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