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デグー : ウィキペディア日本語版
デグー[ちょうおん]

デグーはデグー科に属する齧歯類で、デグー属またはその1種を指す。原産はチリの山岳地帯。
==生態==
体長は尻尾を含めなければ12cm - 20cmほどで、体重は350g以下である。寿命は5年から8年。近年、日本でもペットとして人気が出ている。歯は黄色いのが普通で、白いと病気の可能性がある。
毛色はもともとの色であるアグーチ色に加え、稀に青や銀に近い色味をもったブルーが存在する。その他、主にペット用にブラック、ホワイト、サンド、パッチド(斑)などの色変種も生まれている〔〕。
野生下では山脈に暮らすため、リスやチンチラほどではないが高い脚力がある。齧歯類としては耳が非常によく、視力もラットやハムスターに比べると高いが、嗅覚は齧歯類としては飛び抜けたものではない。このため出来るだけ高地に登って聴覚・視覚を生かして周囲を警戒しようとする習性をもつ。
体を綺麗にするため、定期的に砂浴びをする。糞尿の臭いや体臭はほとんどない。ヤマアラシ亜目の多くの種同様、基本的にトイレの概念は薄く糞尿は垂れ流しであるが、巣に糞が溜まる事は嫌い、巣の入り口に排泄する個体が多い。
完全な草食性。過酷な環境で暮らしているため粗食であり、チモシーなどの牧草と水だけで一生を過ごす。糖分の代謝をしにくい体質であるため、栄養過多な餌を与えると却って糖尿病の原因となる危険がある。
このサイズの齧歯類・哺乳類としては知能が高いことで知られる。社会的に行動し、気の合う仲間とは寄りついて離れない。キィーといった甲高い警戒音、ピピピピといったなれ合いの声、プーといった抗議の声など、何種類かの鳴き声を使い分けて仲間とコミュニケーションをとる。この鳴き声を由来にして、アンデスの歌うネズミとも言われる。鳴き声以外にも毛づくろいや鬼ごっこなどコミュニケーションの幅は個体差があり、多くの個体は就寝時には体をどんどん縦に重ね合って団子になって眠る習性を持つ。
ある程度の集中力・学習性があり、道具を使う(届かない餌を木の棒で寄せる)・芸をする(餌づけして輪くぐりをさせる)など、頭の良い個体であれば簡素な学習行動が可能。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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