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テミス : ウィキペディア日本語版
テミス

テミス()は、ギリシア神話の法・女神である。ヘーシオドスによれば、ウーラノス(天)とガイア(大地)の娘で、ティーターンの一人である〔『神統記』133行-135行。〕。テミスとは古代ギリシア語で「不変なる」の意味であり、この名の擬人神である〔『ギリシア・ローマ神話辞典』 p.163。〕。
== 概説 ==

テミスは「正義の女神」と見なされることが多いが、近代・現代的な意味での「正義」とは異なっている。むしろ、古代ギリシア語で正義に該当する神は、ディケー女神である〔呉茂一『ギリシア神話』 p.55。テミスを現代日本語の概念に照らし合わせると「掟・法」の意味が近く、他方、ディケー(Dike)が「正義」の概念に近い。〕。ギリシア神話においては、ティーターンとオリュンポス神の戦いの後、敗れたティーターンは主要な神の地位を失い、神話においても多くの神が言及されなくなり、また地位が低下している。オリュンポスの時代になって、なおその地位と威勢を変わりなく維持した神はテミスだけである〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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