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タイトー : ウィキペディア日本語版
タイトー[ちょうおん]

株式会社タイトー英語:''Taito Corporation'')は、東京都新宿区新宿六丁目に本社を置く日本企業。スクウェア・エニックス・ホールディングス完全子会社である。
主な事業内容は下記の通り。
* アーケードゲーム機器の開発、製造、販売、レンタル、メンテナンスサービス
* アミューズメント施設の企画、運営およびフランチャイズ事業
* モバイルゲーム(携帯ゲーム)の企画、開発、運営とその配信
かつては日本における家庭用ゲーム機の誕生期から様々な家庭用ゲーム機用商品を開発・製造・販売していたが、現在はその事業を全てスクウェア・エニックスに移している。
== 沿革 ==

* 1950年 - ユダヤ系ウクライナ人の実業家、ミハイル・コーガンが、個人営業の輸入会社となる、太東洋行を設立する。「太東」とは「極東の猶太(ユダヤ)人会社」を指すという。
* 1953年 - 仕切り直して、太東貿易株式会社を創業。会社の創業年月日はこの太東貿易のものである。日本で初めてウォッカを国内醸造・販売した。
* 1956年 - 純国産ジュークボックス1号機を開発。
* 1958年 - フリッパーピンボールをリースし、ヒット商品とする。
* 1964年 - 東京オリンピックにあやかって、新顔の「オリンピアゲーム」を市場に導入。これは後に「パチスロ」と呼ばれる娯楽ゲーム機に進化していく原型である。
* 1965年 - 遠隔操作のマジックハンドで玩具を吊り上げる「クレーンゲーム」を開発。
* 1972年 - 商号を現在の株式会社タイトーに変更。
* 1973年 - 業務用テレビゲーム「ポン」のコピーゲームとして、セガ(後のセガ・インタラクティブ)の「ポントロン」とほぼ同時に「エレポン」を発表。これが日本初のビデオゲームとなった。
* 1977年 - 「ブロックくずし」でテーブル筐体を発売、ゲームセンターだけでなく喫茶店にも販路を拡大した。
* 1978年 - 「スペースインベーダー」が大ヒットし、社会現象になった。
* 1986年 - 京セラ株式会社の資本参加により、同社の子会社となる。
* 1988年 - 創業35周年を機にCIを導入。ロゴデザインを、従来の下向き五角形の「TAITO」から、現在の青い上向き三角形の「TAiTO」に変更。キャッチコピー「キャッチ・ザ・ハート」を制定。ロゴデザインは1992年に商標登録され、Oの末尾に小さく(R)(正確にはOの中にRが入っている)と付けるようになった。
* 1989年 - 自社のイメージキャラクターに「ゆうゆ(岩井由紀子)」を起用。
* 1992年9月 - ISDN回線を使用した世界初の業務用通信カラオケ「X2000」を発売。
* 1993年1月 - 東証二部上場。
* 1997年3月 - アーケードゲーム電車でGO!」を発売。大ヒットとなり、以後アーケードゲーム及びコンシューマーゲームで多数のシリーズ作品が発売される。
* 2000年 - 株式会社 京セラ マルチメディア コーポレーションを吸収合併し、携帯電話向けコンテンツ事業を開始。翌2001年1月にはiモード向けに「スペースインベーダー」、「パズルボブル」、「アルカノイド」の3作品をリリース。
* 2003年9月 - 東証一部上場(証券コード9646)。
* 2004年6月 - OSにWindows XP Embedded(組み込みシステム向けのWindows XP)を採用したアーケードゲーム基板Taito Type X」を発表。
* 2005年
 * 3月 - アーケードゲーム用ネットワークシステム「NESYS」提供開始。対応第1弾タイトルは『ハリキリオンライン プロ野球』。
 * 8月22日 - 株式会社スクウェア・エニックスが同社を株式公開買い付け(TOB)にて買収すると発表。
 * 9月22日 - スクウェア・エニックスがTOBにより京セラ、コーガン家の持分を含めて株式の93.7%を取得。9月28日付でスクウェア・エニックスの連結子会社となる。
* 2006年
 * 3月31日 - スクウェア・エニックス完全子会社の株式会社SQEXを存続会社として同社を吸収合併。株式会社SQEXが商号を株式会社タイトー(2代目法人)に変更し、スクウェア・エニックスの完全子会社となる。これに伴い東証一部上場廃止。なお、同年6月21日に稼動開始した、スクウェア・エニックスとしては初めてのアーケードゲームとなる、トレーディングカードアーケードゲーム「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」は、タイトーが販売を行っている。
 * 7月1日 - スクウェア・エニックス社長の和田洋一が同社の社長に就任、兼務する。前社長の西垣保男は代表取締役会長へ。業務用カラオケ事業を分社化し、株式会社エクシングへ譲渡し撤退。
* 2007年7月30日 - 本社を東京都千代田区平河町二丁目5番3号より新宿文化クイントビルに移転。
* 2008年 - 「スペースインベーダー」30周年を記念し、インベーダーをタイトーブランドの主軸に据えた商品展開を行うと発表。全国各地に分散していたアミューズメント施設の店舗ブランドを「タイトーステーション」に統一。アーケードゲームの新ブランド「NO考ゲーム」発足。
* 2009年
 * 2月 - 渋谷、海老名、国分寺の3直営店で、実地実験として料金を20%値上げ。現在は終了し通常料金である。なお国分寺店はその後2013年にエンベッドによる事前チャージのシステムの実験もあったが、同駅前の再開発により閉店・消滅している。
 * 11月27日、スクウェア・エニックス・ホールディングス取締役会の決定により、タイトーの事業再編を行う事を発表。
* 2010年
 * 2月1日 - スクウェア・エニックス・ホールディングス連結対象の株式会社ES1(2009年6月1日設立)に全アミューズメント事業を分割・継承。同時に株式会社SPC1号(ES1の完全親会社かつスクウェア・エニックス・ホールディングスの完全子会社)をES1を存続会社として吸収合併。株式会社ES1が商号を株式会社タイトー(現在の法人)に、旧・タイトー(2代目法人)は商号を株式会社タイトーソフトへ変更〔社名変更・事業分割に関する全記述の出典 - 〕
 * 3月11日 - 株式会社スクウェア・エニックスが株式会社タイトーソフトを吸収合併〔タイトーソフト吸収合併の出典 - 〕。タイトーの家庭用ゲームソフトの企画・開発・販売事業がスクウェア・エニックスに集約され、タイトーブランドの家庭用ゲームソフトのサポートもスクウェア・エニックスによって行われることとなった〔 お問い合わせ窓口変更のお知らせ 〕。ただし、これまで発売されてきたゲームソフトの著作権は、引き続きタイトーが保有し続け、パッケージに書かれた著作権やメーカーロゴの表記も、スクウェア・エニックスとタイトーの連名になっている。
 * 12月9日 - アーケードゲーム用ダウンロードコンテンツサービス「NESiCAxLive」提供開始。第1弾タイトルは『BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT II-』(アークシステムワークス)。
* 2011年3月 - スクウェア・エニックス・ホールディングス傘下の株式会社スタイルウォーカーを吸収合併。
* 2012年10月1日 - 本社を東京都新宿区新宿六丁目27番30号の新宿イーストサイドスクエア東新宿駅に直結)に移転〔「スクウェア・エニックス、本社を新宿イーストサイドスクエアに移転」 Inside、2012年8月14日〕。
* 2013年5月10日 - 和田洋一の、親会社・スクウェア・エニックス・ホールディングスの社長退任に伴い、代表権なしの会長であった飯澤幸雄が代表取締役社長に就任。
* 2015年2月 - 「タイトーステーション」に各種の電子マネーが使える決済端末を導入すると発表〔ゲーセンでも電子マネー本格普及 脱「百円玉」で業界を再活性化 〕〔タイトーがゲームセンターに電子マネー決済を導入、全国40店舗に展開 〕〔アミューズメント業界初 タイトーステーションでマルチ電子マネー導入 〕。同年5月に利用を始め次年度中に直営40店舗に拡大予定。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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