翻訳と辞書
Words near each other
・ ゼタ・ゴルボフチ
・ ゼダン
・ ゼダンの門
・ ゼダーン
・ ゼダーン系
・ ゼッカ
・ ゼッカハ
・ ゼッキ
・ ゼッキノ・ドロ
・ ゼッキーノ
ゼッキーノ・ドーロ
・ ゼッケン
・ ゼッケン (競馬)
・ ゼッケン (雑誌)
・ ゼッケンゲーム
・ ゼッケンゲーム パート1
・ ゼッケンゲーム パート2
・ ゼッケンドルフの定理
・ ゼッケンドルフ家
・ ゼッゲブルーフ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ゼッキーノ・ドーロ : ミニ英和和英辞書
ゼッキーノ・ドーロ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ゼッキーノ・ドーロ : ウィキペディア日本語版
ゼッキーノ・ドーロ[ちょうおん]

ゼッキーノ・ドーロイタリア語:Lo Zecchino d'Oro、日本語では「ゼッキノ・ドロ」「ゼッキノ・ドーロ」などとも表記される)は、イタリアボローニャ市で年1回開催される、子供の歌のための国際歌唱コンクールである。コンクールの模様は、コンクールそのものと同じ「Lo Zecchino d'Oro」のタイトルでRai Unoのテレビ番組およびラジオ番組で中継されるほか、ユーロビジョンを通じてヨーロッパ諸国でもテレビ放映される。
コンクールの出場者は3歳から10歳までの児童に限定されている。2007年(第50回)までは、審査員も12歳以下の児童のみに限定されていた(第51回からは大人も審査に加わるようになった。後述)。
ゼッキーノ・ドーロの出場曲のいくつかは日本でも日本語詞をつけて紹介されている。日本でよく知られた歌曲に、NHKみんなのうた』で放送された『44ひきのねこ』『トレロ・カモミロ』、小学校の音楽教科書にも掲載されている『ちびっこカウボーイ』〔http://www.kyogei.co.jp/publication/textbook/a3.html〕、1969年から翌年にかけ大ヒットした『黒ねこのタンゴ』などがある。(「#日本で紹介されたゼッキーノ・ドーロの出場歌」も参照。)
==概要==
ゼッキーノ・ドーロは、「子どものための歌を子どもが歌い子どもが審査する音楽コンクール」として、1959年より毎年1回開催されている。1959年(第1回)と1960年(第2回)は、イタリアミラノ市で開催された。1961年(第3回)からはボローニャ市のアントニアーノ協会 (:it:Antoniano)の主催により、同市で開催されている。なお、1976年には、開催時期をずらす目的で3月(第18回)と11月(第19回)の2回が開催された。現行(2001年以降)の開催日程は11月後半の5日間である。
「ゼッキーノ・ドーロ」は、コンクール最終日の審査で最高得点を得た出場者に贈呈される賞の名称でもある。この名称は「ゼッキーノ貨幣」を意味する。賞の形状は、コンクールのアイディアの元となった童話ピノキオ』の物語にちなんで金貨を模したデザインになっている。また、このコンクールを放映するイタリアの国営放送チャンネルRai Unoの番組およびユーロビジョンの番組のタイトルも「ゼッキーノ・ドーロ」である。
ゼッキーノ・ドーロは、第18回(1976年3月)より国際大会となっている。また同回次からUNICEFの後援を受けるようにもなった。国外出場者の組数は、2007年(第50回)までは出場者14組の半数である7組であり、2008年(第51回)以降は出場者12組の3分の1である4組である。出場者は母語がイタリア語であるかないかに関わらずイタリア語で歌唱する。イタリア語を母語としない出場者の場合は、歌の一部分を母語でも歌うことが多い。出場した歌は、出場者たち自身の歌唱でスタジオ録音され、CD化されて発売される(CDになる以前は45回転レコードであった)。
1960年代以降生まれの世代にとって、ゼッキーノ・ドーロはなじみある文化と受け取られるようになっている。2008年にClub e Centri UNESCOの開催した式典で「平和的文化財産」の賞牌を授与されたことにも、ゼッキーノ・ドーロが重きを置かれて見られていることが現れている。
コンクール内でしばしば強調して言及されることだが、ゼッキーノ・ドーロの評価や授賞の対象となるのは、歌曲そのものや作詞者・作曲者であって、出場して歌唱した児童ではない。このことは初回開催時以来常に同じである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゼッキーノ・ドーロ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.