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スムース・フォックス・テリア : ミニ英和和英辞書
スムース・フォックス・テリア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スムース・フォックス・テリア : ウィキペディア日本語版
スムース・フォックス・テリア[ちょうおん]

スムース・フォックス・テリア(英:Smooth Fox Terrier)は、イギリス原産のテリア犬種のひとつである。
フォックス・テリアタイプ犬種のひとつであり、そのグループ名の元となった犬種でもある。別名はスムースヘアード・フォックス・テリア(Smooth-haired Fox Terrier)。スムース・フォクス・テリアスムース・フォクステリアなどと表記されることもある。
== 歴史 ==
キツネ狩りが盛んになった17世紀ごろに誕生したワーキング・テリアである。もともとは能力を重視したブリーディングが行われていたため姿にバラつきがあったが、近代に入ってショードッグとしても使われるようになってからは姿が固定された。
然し、姿が固定されるきっかけとなったのはドッグショーに使うためではなく、狩猟中の事故の多発を受けてのものであった。もともとフォックス・テリアは毛色が赤狐色であったため獲物のアガギツネと非常に紛らわしく、地中からキツネの匂いをつけて戻ってきたときにパートナーのハウンド犬に間違って攻撃されたり、主人にキツネと間違えられて誤射殺されてしまうという事故が相次いで起こっていた。そこで毛色のメインカラーを赤狐色からホワイトに改良することで見分けがつけやすくなり、視界の悪い場所でも見間違うことはなくなった。
その改良の後にショードッグとして使われるようになり、狩猟能力をなるべく損なわないように容姿を整えるためにマンチェスター・テリアブルテリアイングリッシュ・グレイハウンドビーグルの血を加えて現在の姿になった。
もとはワイアーヘアード・フォックス・テリアと同一犬種として見られていて、異種交配も行われていたが、ドッグショーに出るようになってからはこれらを区別するようになった。1900年代にワイア種とスムース種の異種交配が禁止され、1985年に独立・犬種としての公認登録が行われた。
尚、近年は姿を重視したブリーディングが行われていたため、狩猟能力が著しく低下していることが危惧されていた。その話は事実であったが、愛好家の手により改善が行われ、実猟犬として使われている本種の血を加えることで少しずつかつての能力を取り戻しつつある。
主にイングリッシュ・フォックスハウンドとコンビを組み、その名のとおりキツネ狩りをするのに使われていた。嗅覚でキツネを捜索し、発見すると追いかけ、獲物が穴に隠れてもそこへ潜り込んで戦い、地上へおびき出すのが本種の仕事である。地上に獲物がおびき出されたり、本種が穴から引きずり出した後はパートナーであるイングリッシュ・フォックスハウンドにキツネを仕留めてもらう。
実猟犬としてはイギリスだけでなく多くの国で飼育されていて、日本でも外来種であるヌートリアの駆除をするために導入することが検討されている。ペット・ショードッグとしてはワイア種のほうが圧倒的な人気があり、ペットなどとしてはあまり飼育されていない。これは現在も大半が実用犬として飼育されていて、ワイア種よりも猟犬としての気質がよく残っていることなどが関係していると考えられている。日本でも飼育は行われているが、海外からの輸入犬が大半で国内ではほとんど繁殖されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スムース・フォックス・テリア」の詳細全文を読む




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