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スコットランドの旗 : ミニ英和和英辞書
スコットランドの旗[はた]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [はた]
 【名詞】 1. flag 

スコットランドの旗 ( リダイレクト:スコットランドの国旗 ) : ウィキペディア日本語版
スコットランドの国旗[すこっとらんどのこっき]

スコットランド国旗は青地に白のセント・アンドリュー・クロス (St.Andrew's Cross) 旗である。セント・アンドリュー・クロスは、X字型の十字にかけられて殉教した、十二使徒の一人でスコットランドの守護聖人であるセント・アンドリュー(聖アンデレ)を象徴している。十字の幅は旗の縦の長さの1/5、縦横比は通常2:3、稀に3:5などでも使われる。現用されている最古の国旗であり〔スコットランド政府公式サイト 〕、その歴史は8世紀乃至9世紀まで遡る〔スミス p 182〕〔君塚 p 250〕。現在でもFIFAにはイングランド、スコットランド、ウェールズ北アイルランドの4ヶ国が個別に加盟しているため、セント・アンドリュー・クロス旗はFIFA主催のサッカー国際戦に掲げられている。

== 由来 ==

X十字に言及した最古の史料は12世紀のものであり、それによると8世紀にフングス王により制定されたとされている〔スミス p 182〕。一説によると、809年〔英王室公式サイト 〕、スコットランド系であるピクト族の王フングスが、イングランド系のウェスト・サクソン王アセルスタンに攻められた。援軍に駆けつけたスコットランド王アカイウスは戦いの前夜、光り輝く聖アンデレ十字の夢を見て、これを吉兆だと感じた。そして、翌日の戦いはスコットランド側の圧勝だった。このことに感謝し、フングスはセント・アンドリューの寺院を建立すると共に、セント・アンドリュー・クロスを自らの象徴とした。一方アカイウスは、セント・アンドリューに因んだ勲章(後のシッスル勲章)を制定した〔君塚 p 250〕。
当初は色が定まっていなかった。その理由は、セント・ジョージ・クロスのような普通の十字とは明らかに異なるX十字は当時珍しかったため、色が区々でも他の国との識別が出来たからであるとされている。例えば、赤いX十字がセント・パトリック・クロスとしてアイルランドの国旗となるのは16世紀である。十字の色が始めて統一されたのは1385年で、兵士に対して衣服に白のセント・アンドリュー・クロスを表示するよう命令がされた。この命令では、白い衣服の場合は十字の周囲を黒にすることとされた。そして、地の色が青と決められたのはそれより更に後の17世紀であった。〔スミス p 182〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スコットランドの国旗」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flag of Scotland 」があります。




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