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スカー・シンメトリー : ミニ英和和英辞書
スカー・シンメトリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スカー・シンメトリー : ウィキペディア日本語版
スカー・シンメトリー[ちょうおん]

スカー・シンメトリーScar Symmetry)は、スウェーデンメロディック・デス・メタルバンドである。2004年4月に結成された。
クリスチャンを始めとして、メンバーのほとんどが既に他のバンドで中核として活躍している面々が集まって結成したことから、当初より相当な期待を持って迎えられた。
独特の浮遊感漂う音響に加え、キャッチーなギターリフとバスドラムが層を成す正統派メロディック・デスの構成だが、バンドとして印象的な個性を出す音作りには、アンムーアド等でも活躍しているクリスチャン・アルヴェスタムボーカル技巧に依るところが大きかった。
2008年『Holographic Universe』がアメリカ・ビルボード誌のHeatseekers Chartで23位を記録、発売から半年間で50万枚を売上げる成功を収めた。
低音部をグロウルでリズムを刻み、高音部をクリーンでメロウに奏でるという、凶暴なデスヴォイスと哀愁的クリーンヴォイスとの極端なヴォーカルチェンジが特徴だったが、2008年9月にクリスチャンが脱退したため、ロバート・カールソン(デスヴォイス担当)とラーズ・パームクヴィスト(クリーンヴォイス担当)のツインボーカル体制となった。クリスチャン1人でグロウル、クリーンの2パートを担当する体制から、ツインボーカル体制となったため、グロウルとクリーンのボーカルが交錯したり、2つのボーカルが重なるなど、楽曲に幅が広がった。
== 略歴 ==
アルタード・イーオンアルバムレコーディングのために、ヨナス・キェルグレンレコーディングスタジオ、Black Lounge Studioにヘンリク・オールソンが入り、2人が知り合う。知り合ってすぐにヨナス・キェルグレンからバンド結成の話が持ち上がり、ヨナス (G)とヘンリク (Ds)の2人でスカー・シンメトリーを結成〔。ヨナスは、スカー・シンメトリー結成前にデスラッシュバンド、カーナル・フォージから脱退しており、もっとメロディアスなバンドをしたいと考えていた。結成後、間もなくヘンリクとアルタード・イーオンで活動を共にするペル・ニルソン (G)と、ヨナスの友人のケネス・ザイル (B)が加入。ケネスは、ヘヴィメタルバンドでの活動はほとんどなく、ソウルミュージックを中心に活動していた。その後、最後にアンムーアドなどで活動するクリスチャン・アルヴェスタム (Vo)が加入、バンド体制が整う。クリスチャンの加入は、ヘンリクの強い要望で実現した〔。
バンド体制が整ってからすぐにデモテープ『Seeds of Rebellion』をリリース。このデモがきっかけでコールド・レコードと契約〔。ちなみに、コールド・レコードはクリスチャンが参加するインキャパシティトーチベアラーも当時所属していた。2005年、1stアルバム『Symmetric in Design』をリリース。シンセサイザーをヨナスとペルが担当し、レコーディング・エンジニアはヨナスが担った〔。日本では、サウンドホリックから日本盤がリリースされた。リリース後、ドイツの大手ヘヴィメタルレコード・レーベルニュークリア・ブラストに移籍。2006年に2ndアルバム『pitch|black|progress』をリリース。日本では、アヴァロン・レーベルからのリリースとなった。2ndアルバムリリース後、ヒポクリシーソイルワークらとのツアー『European Neckbreaker's Ball』に参加。2007年には、カタトニアインソムニウムスワロー・ザ・サンと初のアメリカツアーも果たしている〔。2008年に3rdアルバム『Holographic Universe』をリリース。
『Holographic Universe』リリースから数か月後、クリスチャンが脱退。脱退の理由は、「ビジネス面と音楽面での相違と、メンバー間のケミストリーが失われた」というものだった(原文ママ)。その実態は、バンドの活動の方針、主にツアーを巡ってクリスチャンと、ペル、ケネス、ヘンリクの3人とが衝突していたためであった。ツアーに対してかなり消極的だったクリスチャンとツアーを積極的に行いたい3名とが対立し、3名は「クリスチャンが脱退しない場合は自身達が脱退する」と言うほどまでになっていた〔。バンドの中心人物であるヨナスはこの2者の間に入っていたが、対立の解消は難しく、自身のツアーを積極的に行いたいという希望もあって、クリスチャン解雇の決断をしたという〔。この脱退までには、クリスチャンは何回かツアーを拒否しており、中には地元での単発のライヴですらキャンセルすることもあった〔。ただ、現在はクリスチャンとバンドメンバーとの間にわだかまりはないとのことである〔。
クリスチャンの後任には、元エッジ・オブ・サニティフェイスブレイカーのロバート・カールソン (Vo)が加入〔。ヨナスは、ロバートを『スウェーデン最強のグロウラー』と評している〔。ロバート加入後、ロバートの友人であるラーズ・パームクヴィスト (Vo)が加入。ロバートが主にグロウルパート、ラーズが主にクリーンパートを担当するが、両者ともバッキング・ボーカルで、互いのパートを補完するなど、完全に分業しているわけではない〔。2009年に、4thアルバム『Dark Matter Dimensions』をリリース。
『Dark Matter Dimensions』リリース後、ツアーを活発に行うようになる。リリース直後の2009年10月には、ベヒーモスデヴィルドライヴァーアーシスらと『Neckbreaker's Ball Tour』を行い、翌年2月にはヒポクリシーの『A Taste of Extreme Divinity Tour』に同行している〔。また、同年後半にはエピカ北米ツアーを行っている。2011年に、5thアルバム『The Unseen Empire』をリリース。
2013年8月、バンドの創設者の一人で中心人物でもあるヨナスが脱退〔http://www.blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=193404 2013年8月9日閲覧。〕。脱退の理由は、多忙によりスカー・シンメトリーの活動に参加できないため〔。後任は据えず、5人組で活動を継続する〔。ライヴでは、サポートを立てる〔。2014年に6thアルバム『The Singularity (Phase I: Neohumanity)』をリリース。
2015年10月27日にベーシストのケネス・ザイルが脱退したことが発表された〔IMPORTANT ANNOUNCEMENT Scar Symmetry Official Facebook 2015年11月3日閲覧。〕。この時点で後任は発表されておらず、セッションメンバーを起用してライブ活動を継続する〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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