翻訳と辞書
Words near each other
・ ジョン・ヘニンガー・レーガン
・ ジョン・ヘニンジャー・レーガン
・ ジョン・ヘネシー
・ ジョン・ヘラム
・ ジョン・ヘンケン
・ ジョン・ヘンズリー
・ ジョン・ヘンソン
・ ジョン・ヘンダーソン・ホワイトヘッド
・ ジョン・ヘンチ
・ ジョン・ヘンデンリッチ
ジョン・ヘンリー
・ ジョン・ヘンリー (曖昧さ回避)
・ ジョン・ヘンリー・イートン
・ ジョン・ヘンリー・ウィグモア
・ ジョン・ヘンリー・ガーニー
・ ジョン・ヘンリー・グレイ
・ ジョン・ヘンリー・ゴドフリー
・ ジョン・ヘンリー・スヌヌ
・ ジョン・ヘンリー・タワーズ
・ ジョン・ヘンリー・ニューマン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジョン・ヘンリー : ミニ英和和英辞書
ジョン・ヘンリー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョン・ヘンリー : ウィキペディア日本語版
ジョン・ヘンリー[ちょうおん]

ジョン・ヘンリーJohn Henry)は、多くの歌、物語、演劇、小説で扱われているアフリカ系アメリカ人庶民英雄である。
== 伝説 ==
ポール・バニヤンペコス・ビルアイアン・ジョンなどの他の「大男」と同様に、ジョン・ヘンリーもまた19世紀の労働者階級のるつぼの中でのある特定の集団を代表する神話的な存在であった。彼の人生のもっとも一般的な物語では、ヘンリーは大きくて強い人として生まれた。彼は西部へ山を渡って鉄道を延長する、世紀半ばの動きの中で、最も素晴らしい「ハンマー使い」になった。物語を複雑にするのは、機械の力が獣の筋肉の力(人間と動物の両方)に取って代わり続け、鉄道の所有者が蒸気で動くハンマーを購入したことである。これは黒人労働者が行っていた仕事を機械にさせようという事である。彼と彼の仲間の職を確保するために、ジョン・ヘンリーは蒸気ハンマーとの対戦に挑戦した。ジョン・ヘンリーは勝利したが、この過程で彼は心臓麻痺を起こし死亡した。他の物語のバージョンでは、ジョン・ヘンリーの脳に血管が浮き出たというのもある。あるバージョンでは、彼は死なずに生き残っている。
現代の描写においては、ジョン・ヘンリーは鉄道のレールを固定するための犬釘をハンマーで打ち付けているようにしばしば描かれているが、より古いバージョンでは、鉄道のトンネルと切り渡しを掘削する過程の一部の、岩に穴を開けている彼を表現している。物語のほとんどすべてのバージョンでは、ジョン・ヘンリーは黒人で、アメリカの現代に入りつつある変化の時期の彼らの疎外化を代表し、すべてのアメリカの労働者階級にとっての庶民の英雄である。キャラクターは実在の人物に基づいたかどうかは分からないが、ヘンリーは労働者階級の重要なシンボルとなった。彼の物語は通常、伝統的な肉体労働の転覆が明白となった19世紀の技術の進化と戦う、無益さの手本の例証として見られる。労働運動の立場からは、会社が従業員の健康と幸福よりも、効率と生産に興味を持っている時に、由緒ある習慣の最も熟練した労働者でさえも取り残されてしまうという例証として伝説を解釈する人もいる。ジョン・ヘンリーは自らが蒸気ドリルよりも有能であることを立証したが、彼は死に至るまで自分を酷使し、どのみち機械へと置き換えられた。こうして、ジョン・ヘンリーの伝説は、有に100年以上を越えて、アメリカの労働と神話の主要部分となっている。
音楽家でリサーチャーであるステファン・ウェイドによれば、ジョン・ヘンリーを題材に歌った人物で現存する最古の記録は、1924年のフィドリン・ジョン・カーソンの『ジョン・ヘンリー・ブルース』とされている。記録には残っていないが、それ以前からジョン・ヘンリーは歌の題材にされており、現在までにさまざまなバージョンが存在する〔東『アメリカは歌う。』 p21〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・ヘンリー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.