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ジョン・W・クリスティー : ミニ英和和英辞書
ジョン・W・クリスティー[じょんだぶりゅーくりすてぃー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョン・W・クリスティー : ウィキペディア日本語版
ジョン・W・クリスティー[じょんだぶりゅーくりすてぃー]

ジョン・ウォルター・クリスティー(John Walter Christie、1865年5月6日 - 1944年1月11日)は、アメリカ合衆国のエンジニア、発明家。1865年5月6日、ニュージャージー州のリバーエッジに生まれ、鉄工所勤務を経て蒸気船エンジニアを経験、初期の潜水艦の研究にも携わった。彼が率いるフロント・ドライブ・モーター社は第一次大戦中から自主的に自走高射砲や戦車の開発を始めており、後に高速戦車の研究開発で知られることとなる。
== クリスティー式戦車 ==
M1910から始まるクリスティー式戦車は、航空機用水冷発動機をもとにしたリバティーエンジンの馬力の大きさと相まって、M1928で(非武装の状態で)装輪111.4km/h、装軌68.5km/hという当時の戦車としては圧倒的な速度性能を発揮した。それまで無関心であった米陸軍もこれには興味を示し少数を採用したが、より大きな興味を示したのはソ連イギリスであった(ポーランドも興味を示し購入を検討したが、入手に至っていない)。1931年に、M1928の砲塔の無いデモ車であるM1940(M1931の砲塔の無い試作型であるM1930と呼ぶ資料もあるなど、名称に諸説あり)を二輌購入したソ連軍は試験を重ねて改良、リバティーの国産版であるM-5エンジンを搭載したBT戦車シリーズを生み出す。また、英軍も輸入を試みたが「軍事機密」として米政府の今更な横槍が入り、農業用トラクターとして輸出申請したり、部品レベルにまで解体して偽装、ようやく入手できた。その後の研究開発により、A-13(Mk.III巡航戦車)からクリスティー式サスペンションを採用している。
クリスティーは後に、ソ連に強力な戦車を作らせるきっかけとなった技術を売却してしまったことを後悔していると語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・W・クリスティー」の詳細全文を読む




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