翻訳と辞書
Words near each other
・ ザ・ホスピタル
・ ザ・ホットライン
・ ザ・ホットラッツ
・ ザ・ホライズン
・ ザ・ホラー
・ ザ・ホラーズ
・ ザ・ホリーズ
・ ザ・ホワイテスト・ボーイ・アライブ
・ ザ・ホワイテスト・ボーイ・アライヴ
・ ザ・ホワイトキックス
ザ・ホワイトハウス
・ ザ・ホワイトハウスのエピソード一覧
・ ザ・ホワイトハウス登場人物一覧
・ ザ・ホワイト・キックス
・ ザ・ホワイト・ストライプス
・ ザ・ホワイト・ストライプス (アルバム)
・ ザ・ホンダ・クラシック
・ ザ・ホークス
・ ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男
・ ザ・ホーソンズ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ザ・ホワイトハウス : ウィキペディア日本語版
ザ・ホワイトハウス

ザ・ホワイトハウス』(''The West Wing'')は、アメリカの放送局NBC1999年から2006年にかけて放送されたドラマで、ホワイトハウスを舞台に大統領とその側近達を中心に描いた政治ドラマである。
エミー賞史上、多くの記録を樹立したテレビドラマとして知られる。エミー賞の最優秀作品賞を4年連続受賞し、ドラマシリーズ全体では計26回受賞(史上最多)、ファーストシーズンでは9個受賞(史上最多)、単一シリーズでも9個受賞(史上最多)などの史上最多記録した。また、ゴールデングローブ賞最優秀作品賞では2000年に受賞し、他に1999年・2001年・2002年・2003年の計4度ノミネートしている。くわえて、全米映画俳優組合賞最優秀アンサンブル演技賞(ドラマ部門)を2年連続で受賞。
日本ではシーズン4まではNHK衛星第2テレビジョンで初回放送された。シーズン5からは放送局がSuper! drama TVに変更されて放送されている。初回放送はSD画質でブルーレイ発売も未定だが、2010年10月からBSジャパンでワイド画面のHDリマスター版が放送されている。
== 概要 ==

=== ドラマの特徴 ===
1998年大統領選挙民主党から出馬したジェド・バートレットが1999年1月アメリカ合衆国大統領に就任した。このドラマではバートレット大統領が就任した半年後から物語が始まる。このドラマの特徴は、大統領と大統領を支える首席補佐官などの裏方スタッフがメインキャストであることである。
また、原題の "The West Wing" は日本語で「西棟」を意味する。ホワイトハウスの東棟(イーストウイング)は公開されているが、西棟(ウエストウイング)には大統領執務室や閣議室、シチュエーション・ルーム、定例記者会見室などがあり、アメリカ政治の中枢である。ドラマのスタッフはさまざまな情報を元にホワイトハウスの西棟を忠実に再現したセットを作ったとされ、その出来は多くのホワイトハウス関係者が「実によくできているが、実物はもっと狭くて混み合っている」と答えているほどで、このため製作会社のワーナーは「国家の安全保障にかかわるため」として、この番組のスタジオツアーを行っていない。ただし、演出・撮影上の理由から、実際よりもガラス張りの壁やドアを多用し、部屋の配置についても若干の演出を加えている。また、エアフォースワン機内のシーンでは、映画『エアフォースワン』のセットが使われた。
このドラマは大統領とそのスタッフ達がアメリカ内外の現実に起こり得る様々な問題に対処していく政治ドラマであり、個性あふれる大統領とそのスタッフの人間模様を描いたヒューマンドラマでエミー賞を4年連続作品賞受賞など「政治ドラマは視聴率をとれない」という常識を覆した。製作総指揮兼脚本のアーロン・ソーキンの功績は大きくアメリカのテレビ界で絶賛された。この後アメリカでは議会ものや最高裁ものなど多くの模倣政治ドラマが作られたがいずれも失敗している。本作品以前の政治ものは「政治家とは自己中心で汚いものである」のシニカルな見方が基本だったが、本作品では極めて理想主義的な夢見る政治家を描いたのが特徴。また医療ドラマERで有名になった「視聴者がとても追いつけないようなスピードで会話を行う」というドラマ会話法が成功したと指摘される。ソーキン自身が民主党支持のリベラルなため、ドラマは多くの部分においてクリントン時代の政治情勢を反映しており、番組アドバイザーとして1期目のクリントン政権のスピーチライターで、現在、ABCテレビThis Weekのホストを務めるジョージ・ステファノポロスが参加していた。なお、ソーキンがマリファナ支持者なため、ドラマの中にもそのようなセリフがみられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ザ・ホワイトハウス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.