翻訳と辞書
Words near each other
・ サロモン・カルー
・ サロモン・デ・ブライ
・ サロモン・トーレス
・ サロモン・ファン・ロイスダール
・ サロモン・ボホナー
・ サロモン・モレル
・ サロモン・リブマン
・ サロモン・ロンドン
・ サロモーネ・ロッシ
・ サロルノ
サロン
・ サロン (曖昧さ回避)
・ サロン (桜沢エリカ)
・ サロン (民族衣装)
・ サロン ド フルベール
・ サロンエキスプレス東京
・ サロンエクスプレスアルカディア
・ サロンエクスプレス東京
・ サロンカー
・ サロンカーなにわ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サロン : ミニ英和和英辞書
サロン
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


サロン : ウィキペディア日本語版
サロン

サロン(、)とは、もともと応接室などの部屋を意味する言葉である。
#応接間、談話室など。
#フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んだ。主人が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しんだ。(この項目で詳説)
#(フランスで)展覧会のこと。元々ルーヴル宮殿の大サロンで開催されていた芸術アカデミー主催の美術展(サロン・ド・パリ、官展)を指した。ディドロの「サロン評」は美術評論の始まりといわれる。
#文化史上に見られる文化人相互の交流の場を称して「~サロン」と呼ぶことがある。(例:木村蒹葭堂のサロン、後水尾院のサロンなど)
#サービスを提供する店の名前に使用されることがある。(例:ネイルサロン日焼けサロンビューティーサロンヘアサロンエステティックサロンなど)
#2ちゃんねるなどでは、各カテゴリの雑談系の板を「~サロン」と名づけている。
----
サロン()
フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んだ。主人(女主人である場合も多い)が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しむ場であった。
==フランスの文学サロン==
17世紀初めのランブイエ侯爵夫人カトリーヌ・ド・ヴィヴォンヌのサロンがはしりといわれる。ローマ駐在の外交官の娘として生まれ、イタリアの洗練された宮廷に親しんだ後、フランスに帰国した夫人にとって、アンリ4世の宮廷は非常に粗野なものと感じられた。そこで自宅に教養ある人々を招き、私的な集まりを開いた。そこでは、文学者が自作を朗読したり、文学論、演劇論が交わされるなどした。これを真似たサロンも開かれるようになり、モリエールの喜劇「滑稽な才女たち」Les Précieuses ridicules ではサロンでの気取った会話が痛烈に皮肉られた。
その後も、フランスではヴェルサイユ宮殿などで、女主人を中心にした文学サロンが開かれた。ラ・ファイエット夫人ポンパドゥール夫人らのサロンなどが史上有名。ヴォルテール、ルソーら啓蒙主義の思想家たちもサロンに出入していた。
女主人を囲む文学サロンの伝統は20世紀初め頃まで続き、その様子はプルーストの代表作「失われた時を求めて」にも描写されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サロン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.