翻訳と辞書
Words near each other
・ コクーン新都心
・ コクーン歌舞伎
・ コグスウェル
・ コグスワース
・ コグドベルト
・ コグニティブコンピューティング
・ コグニティブ無線
・ コグニティブ端末
・ コグネックス
・ コグノス
コグノーメン
・ コグマ
・ コグリョ
・ コグンカンドリ
・ コグ船
・ コケ
・ コケイラン
・ コケイラン属
・ コケイン
・ コケイン症候群


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

コグノーメン : ミニ英和和英辞書
コグノーメン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

コグノーメン : ウィキペディア日本語版
コグノーメン[ちょうおん]
コグノーメンcognomen, 複数形:cognomina)とは、元々は古代ローマの人名の第3番目の名前(第三名)のことをいう。コグノーメンは当初は愛称(ニックネーム)だったが、世襲される名前(家族名に近いもの)になった時、その本来の目的は失われた。Cognomenという語は、接頭辞の''co-''(〜と一緒に)+''nomen''(名前)に由来する。また人名だけではなく、ローマ軍団の通称(例えば第1軍団ゲルマニカの「ゲルマニカ」)もコグノーメンと呼ばれていた。
英語でも元々の意味通りにではないが使われている。'co-''(〜と一緒に)+''nomen''(名前)に由来する。また人名だけではなく、ローマ軍団の通称(例えば第1軍団ゲルマニカの「ゲルマニカ」)もコグノーメンと呼ばれていた。
英語でも元々の意味通りにではないが使われている。'(〜と一緒に)+''nomen''(名前)に由来する。また人名だけではなく、ローマ軍団の通称(例えば第1軍団ゲルマニカの「ゲルマニカ」)もコグノーメンと呼ばれていた。
英語でも元々の意味通りにではないが使われている。'nomen''(名前)に由来する。また人名だけではなく、ローマ軍団の通称(例えば第1軍団ゲルマニカの「ゲルマニカ」)もコグノーメンと呼ばれていた。
英語でも元々の意味通りにではないが使われている。'(名前)に由来する。また人名だけではなく、ローマ軍団の通称(例えば第1軍団ゲルマニカの「ゲルマニカ」)もコグノーメンと呼ばれていた。
英語でも元々の意味通りにではないが使われている。
==歴史的使用==
ラテン語プラエノーメンが(個人名を示す)限られた性質であるため、ある家の分家と他とを区別するため、時には戦争などでの個人の業績を強調するため、コグノーメンは発達した。大スキピオのスキピオ(:en:Scipio (cognomen))がコグノーメンの一例である。しかし、ガイウス・マリウスのようにコグノーメンを持たない者もいた。しかし、共和制ローマの後期になると、コグノーメンが日常的会話の中で使用されることが典型的になった。ローマ帝国(帝政ローマ)初期には、コグノーメンで兄弟を区別するアンナエウス氏族の例がある。大セネカ(Lucius Annaeus Seneca、:en:Seneca the Elder)には3人の息子がいたがその名前は(コグノーメンを太字で示す)、ルキウス・アンナエウス・ノウァトゥス(L. Annaeus Novatus)、ルキウス・アンナエウス・セネカ(小)(L. Annaeus Seneca Minor、セネカ)、ルキウス・アンナエウス・メラ(L. Annaeus Mela)であった。
成功した将軍たちが名誉のコグノーメンが付けられることもあったが、それと対照的に、身体的または個人的特徴から付けられたコグノーメンもあった。たとえば、「赤毛」を意味する「ルフス(Rufus)」、「左利き」を意味するガイウス・ムキウスのコグノーメン「スカエウォラ(Scaevola)」である。
上流階級は通常お互いを呼び合うのにコグノーメンを使用した〔Powell, J.G.F. "A Note on the Use of the Praenomen " ''The Classical Quarterly, New Series'', Vol. 34, No. 1. (1984), pp. 238-239.〕。
今日、著名な古代のローマ人はそのコグノーメンだけで呼ばれていることが多い。例えば、マルクス・トゥッリウス・キケロを「キケロ(Cicero)」(「ヒヨコマメ」の意味)、ガイウス・ユリウス・カエサルを「カエサル(Caesar)」(英語読みは「シーザー」)などである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コグノーメン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.