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クレーターの戦い : ミニ英和和英辞書
クレーターの戦い[くれーたーのたたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 

クレーターの戦い : ウィキペディア日本語版
クレーターの戦い[くれーたーのたたかい]

クレーターの戦い(クレーターのたたかい、)は、南北戦争ピーターズバーグ包囲戦中に起こった戦闘である。1864年7月30日南軍ロバート・E・リー将軍の北バージニア軍北軍ジョージ・ミード少将のポトマック軍(総司令官ユリシーズ・グラント中将の直接監督下にあった)との間で行われた。
北軍は数週間の準備期間の後の7月30日、アンブローズ・バーンサイドが坑道に仕掛けさせた火薬が爆発し、ピーターズバーグの南軍防御線に隙間を開けた。この幸先の良い開始とは裏腹に、全てのことが攻撃側の北軍にとって急速に悪い方向に進んだ。次から次と部隊が爆発でできたクレーターの回りや中に突入し、そこで兵士達は混乱状態に飲み込まれた。南軍は素早く体制を立て直し、ウィリアム・マホーン少将が率いて数度反撃した。隙間は埋められ、北軍は大損失を出して撃退された。アフリカ系アメリカ人の兵士からなるエドワード・フェレーロ准将の師団がこっぴどくやられた。この戦闘はグラントにとってピーターズバーグ包囲戦を終わらせる最高のチャンスだったはずである。実際にはその後8ヶ月も続く塹壕戦となった。バーンサイドはこの失態の責任を取らされて解任された〔NPS 〕。
== 背景 ==

ピーターズバーグの包囲戦中、両軍はリッチモンドに近い古いコールドハーバー酒場の戦場からピーターズバーグの南まで、全長20マイル (32 km)にも伸びた一連の防御を施した陣地と塹壕に沿って並んだ。
ピーターズバーグを包囲しようとするグラント軍をリー軍が6月15日に妨害した後、戦闘は膠着状態だった。グラントはリー軍の防御を施した陣地に攻撃を掛けることについて、コールドハーバーで厳しい教訓を得ており、リー軍の塹壕や砦で行動が取れなくなったことにいらいらしていた。ここで、アンブローズ・バーンサイド少将第9軍団に属する第48ペンシルベニア歩兵連隊の指揮官ヘンリー・プレザンツ中佐がこの問題を解決する新しい提案を申し出た。
プレザンツはペンシルベニア州の市民であるときに鉱山技師であり、南軍の前線下に長い坑道を掘り、南軍の第1軍団前線中央にある砦(エリオット突出部)の真下に爆発物を仕掛けるという提案をした。これが成功すれば、その地域の守備隊を殺戮するだけでなく、南軍の防御線に穴を開けることになるはずだった。十分な北軍の兵力でその隙間に素早く侵入し南軍の後方に入り込めば、南軍はその部隊を追い出すだけの部隊を集中できないであろうから、ピーターズバーグは陥落するというものだった。バーンサイドは1862年フレデリックスバーグにおける敗北や、この年早くのスポットシルバニア・コートハウスの戦いでの不手際でその評判が損なわれており、その評判を回復するためにもプレザンツの提案に乗った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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