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オセアニアサッカー連盟 : ミニ英和和英辞書
オセアニアサッカー連盟[おせあにあさっかーれんめい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
連盟 : [れんめい]
 【名詞】 1. league 2. union 3. alliance 

オセアニアサッカー連盟 : ウィキペディア日本語版
オセアニアサッカー連盟[おせあにあさっかーれんめい]

オセアニアサッカー連盟(オセアニアサッカーれんめい、)は、オセアニア諸国の協会を統括する国際サッカー連盟(FIFA)傘下のサッカーの大陸連盟である。略称はOFCで、本部はニュージーランドオークランド
== オセアニアの国際大会事情 ==
オセアニアのサッカーは他の大陸に比べると実力・質ともに劣るとみなされていることから、長年ワールドカップの自動出場権がない。なお、オリンピックU-20ワールドカップU-17ワールドカップなどでは自動出場権(1枠)が与えられている。
ワールドカップへの出場実績は
* 1974年西ドイツ大会 - オーストラリア
* 1982年スペイン大会 - ニュージーランド
* 2006年ドイツ大会 - オーストラリア
* 2010年南アフリカ大会 - ニュージーランド
の事例がある。
2006年ワールドカップ・ドイツ大会の予選組み分けの際に、当初オセアニア予選の1位に自動出場権を与える予定となっていたが、最終的にオセアニアの枠は前大会と同様0.5枠とされ、オセアニア代表(1位)チームは南米5位とのプレーオフを戦うことになった。なおこのとき、減枠された南米サッカー連盟が抗議し、他の大陸の枠を減らして南米を増枠することを要求した。また2003年6月に開かれたコンフェデレーションズカップにおけるニュージーランド代表の惨敗も0.5枠維持の原因となったとされる。
2005年3月、OFCで1、2の実力を争っていたオーストラリアとニュージーランドがアジアサッカー連盟 (AFC)に加盟申請することを発表した。前述のとおり、レベル、収益面で劣るOFCに比べ、競技レベルが比較的高いAFCに加盟することによって、マーケティング、競技レベルの向上などが期待できる、という理由である。ただし、この2カ国がOFCを脱退すると、OFC側にレベルの更なる低下などの影響は避けられず、またワールドカップ、コンフェデレーションズカップFIFAクラブワールドカップなど、各種大会への出場枠を調整する必要性などが浮上することも考えられた。
最終的にOFCは同年6月にオーストラリアのAFC移籍を承認した。AFC側もこれを承認し、その後FIFAの総会によって正式に移籍が承認された。これによって2006年からのAFCアジアカップ予選に参加することになった。2006年2月に行われたアジアカップ予選で、AFC加入後初戦を迎えたオーストラリアはバーレーンとの対戦で、フース・ヒディンク監督は不在、海外組の主力選手抜きにもかかわらず3-1で、加入後初試合初勝利を飾った。ただし、その後6月から7月に開催されたW杯ドイツ大会へはオセアニア代表として出場している〔そのため、アジア代表であった日本とグループリーグの初戦で対戦した。本来なら、アジア勢(AFC加盟国)同士がW杯のグループステージで対戦する事はない。〕。
一方、AFC加盟申請を発表していたニュージーランドはOFCに残留してその中で強化を模索することを決定した。また2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会では、大陸間プレーオフでニュージーランドがアジア地区5位だったバーレーンを下して7大会ぶりに本大会へ出場し、その本大会でも全参加国中唯一の無敗(0勝0敗3引き分け、グループリーグ敗退)で大会を終え〔優勝したスペインはグループリーグでスイスに敗れていた。〕、オセアニア勢において一定の結果を示した。ただし、2014年に行われたブラジル大会では、ニュージーランドが大陸間プレーオフで北中米カリブ地区4位のメキシコに敗れ、3大会ぶりにオセアニア代表が本大会に出場しなかった。
オセアニア地区特有の問題として、アメリカ領サモア代表選手のジャイヤ・サエルアは2015年のインタビュー記事で、「アメリカ領サモア代表は2011年にあったワールドカップ予選(ブラジル大会1次予選)以来、3年間試合をしていない」「ワールドカップ予選・サウスパシフィックゲーム・五輪予選が全て同じ年で行われ、それ以外の3年間はまったく試合がない」と述べ、小さな島国が点在する地理的・経済的問題と共に試合数の少なさが各協会の強化を阻んでいる事情を語った〔宇都宮徹壱公式メールマガジン「徹マガ」内、『トランスジェンダーのFIFAアンバサダーになりたい」 ジャイヤ・サエルア(米領サモア代表&映画『ネクスト・ゴール』出演) 』、2015年3月2日公開。サエルアは自分を含めたアメリカ領サモア代表を追ったドキュメント映画「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦」のキャンペーンのために来日し、宇都宮のインタビューに答えた。〕。
実際には、ブラジル大会もその次のロシア大会も、オセアニア予選は2次予選が4年に一度開催されるOFCネイションズカップの本大会、1次予選はネイションズカップの予選に重ねられている。4チームで大陸間プレーオフ出場権を争う3次予選はネイションズカップの後に単独で行われるが〔ロシア大会の3次予選は、当初OFCネイションズカップの決勝トーナメントが充てられる予定だったが、その後変更された。〕、1次予選で敗退するか、あるいは2次予選から登場して3次予選に進めなかった場合、「公式戦は4年に1大会だけ」というサエルアの指摘通りになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オセアニアサッカー連盟」の詳細全文を読む




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