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オイラーのコマ : ミニ英和和英辞書
オイラーのコマ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オイラーのコマ : ウィキペディア日本語版
オイラーのコマ[ちょうおん]
力学において、オイラーのコマ(オイラーのこま、)とは、剛体の回転運動(コマの運動)の一種。重力などの外力が全く作用しない自由な運動に相当する。オイラー方程式可積分となる例の一つとして、知られる。

==概要==
無重力状態で放られた剛体の回転運動や、重心で支えられた剛体の自由回転運動
など、外力が働かない剛体の運動をオイラーのコマと呼ぶ。
外力が作用しない場合、剛体の運動を記述するオイラー方程式は、
:
I_1 \frac = (I_2-I_3) \omega_2 \omega_3

:
I_2 \frac = (I_3-I_1) \omega_3 \omega_1

:
I_3 \frac = (I_1-I_2) \omega_1 \omega_2

で与えられる。
但し、座標原点は剛体の固定点もしくは、剛体の重心位置とし、各座標は慣性主軸方向に一致させるものとする。
ここで、定数''I''1、''I''2、''I''3主慣性モーメントである。
オイラーのコマでは、運動エネルギー''E'' と全角運動量の大きさL2が系の保存量となる。
:
\begin
E & =\frac(I_1 \omega_1^+I_2 \omega_2^+I_3 \omega_3^) \\
\mathbf^2 & =I_1^ \omega_1^+I_2^ \omega_2^+I_3^ \omega_3^
\end

運動エネルギー''E'' と全角運動量の大きさL2を指定することで定まる等エネルギー面と等角運動量面は、(''ω1'', ''ω2'', ''ω3'')空間における2つの楕円面を成しており、運動の軌道はそれらの交わりによって定められる曲線となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オイラーのコマ」の詳細全文を読む




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