翻訳と辞書
Words near each other
・ エリートジャパン
・ エリートセリエン
・ エリートタワーズ
・ エリートビートエージェンツ
・ エリートビートエージェント
・ エリートフォリオ
・ エリートモデルルック
・ エリートヤンキー
・ エリートヤンキー三郎
・ エリートヤンキー三郎 第2部:風雲野望編
エリートヤンキー三郎の登場人物
・ エリートレジデンス
・ エリート・エクストリーム・コンバット
・ エリート・スクワッド
・ エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE
・ エリート・タワーズ
・ エリート・ビート・エージェンツ
・ エリート・ビート・エージェント
・ エリート・モデル・マネジメント
・ エリート主義


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エリートヤンキー三郎の登場人物 : ミニ英和和英辞書
エリートヤンキー三郎の登場人物[-さぶろうのとうじょうじんぶつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [み]
  1. (num) three 
登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

エリートヤンキー三郎の登場人物 : ウィキペディア日本語版
エリートヤンキー三郎の登場人物[-さぶろうのとうじょうじんぶつ]
エリートヤンキー三郎の登場人物(-さぶろうのとうじょうじんぶつ)では、阿部秀司の漫画『エリートヤンキー三郎』に登場する人物について述べる。また、続編である『エリートヤンキー三郎 第2部:風雲野望編』の登場人物もここで述べる。
== 三郎軍団 ==
能力や座右の銘は実写版における河井調べ。
; 大河内三郎(おおこうち さぶろう)
: 主人公。身長170cm、体重60kg。誕生日は11月29日。座右の銘は「仲良きことは美しき哉」。普通の高校生活を望む温厚な少年だが、「大河内の人間」という周囲の先入観や誤解、河井の口車、更には後述の三郎自身の秘められた力により、一郎、二郎の退学した徳丸学園で総長に祭り上げられてしまう。また、ひょんな事から二郎より最凶の暴走族流星会の二代目会長となる。軍団員からは「総長」、流星会メンバーからは「会長」、前田、石神、桐山からは「三郎ちゃん」、九州の番格達からは「千葉の大魔王(単に大魔王と呼ばれることが多い)」と呼ばれている。
: 趣味は読書(少女漫画)、フィギュア・食玩集め、テレビゲーム(特にギャルゲー)。浅井春菜に片思いしている一方、萩原、関と徳丸交際グループを組んでいてマネー担当。仏像や神社仏閣をこよなく愛するが、寺を燃やしてしまったことも。ビジュアル系バンドのメンバーにビジュアル担当として入れられたときは、ゴスロリの女装をさせられていた(それ以降もたびたび女装することがある)。
: なお、第1部と第2部を通して三郎の最大の欠点は、根本的に反省出来ない点にある。事後に無責任な発言で泣くばかりで、その後、何故その様な事態に陥ったのか、自分の行為に問題はなかったかを考察する描写はほぼ皆無であり、新しい行為に挑戦することはあっても改善のために行動することはない。
;; 第1部
:: 非常に運が悪く、大河内家の人間と言うレッテルで小さい頃からろくな目に遭っていない。河井や前田と違って痛い目に遭う事はあまりないが、相手に高圧的な態度で出てこられると自分の意見を言えずにその場しのぎの言葉で誤魔化してしまう気弱で優柔不断な性格。軍団員の暴走を見ても関わって巻き込まれる事を恐れ何も手を打とうとせずに自然に事が収まるのを待っているだけという事なかれ主義他力本願な所もあり、時には好転した状況でもそのような一面が災いして根回しも何もしないため望まない結果を引き起こしたり事態をより悪化させて自分の首を絞めることも多い。自分が関わったことでも不本意な結果になった場合は無責任な言動が目立ち、自分がいる立場を理解しておらず危機意識は極端に低いため、後述の田所や川上の様に間接的に多くの人の人生を歪めていることに気付いていない。
:: 勉強は努力していたが結果が伴わずにいる。努力を重ねたにも関わらず泥酔状態の河井よりテストの点数は低く、2年生(1回目)の際には素の学力で留年してしまう(名目上はテストでのカンニング発覚による留年)。その反面観察力はあるが、他人に伝えられない、自己推量の内で納得して裏付けを取らないなど行動力が伴っていないため生かされた事はない。当初は情けない一面が目立っていたが、それでも駄目ながらも料理人を目指す、農業のリゾートバイトやボランティア活動の参加、近藤が進めたラグビーなど様々な方向に努力し、金銭感覚(高級志向がある訳ではなく、高い安いの感覚が違う)を除けば常識もあった。
;; 第2部
:: 非常に運が悪い所が殆どなくなり(但し色んなキャラに振り回されたり、しりたたかれてはいる)ある意味かなりポジティブになった。それに伴い大河内の財力に甘んじる傲慢な性格になり、人の迷惑を顧みなくなり都合の良い知識で屁理屈をこねるようになる。顕著になった「アイドルオタク」という一面はストーカーまがいの行動や殺人未遂等の犯罪行為すら引き起こし、その時ばかりは石井にすら愛想を尽かされかけた。当初は力を入れていたはずの勉強もサボりがちになり、テストは常に1桁で0点も珍しくない上に何度か反省して勉強しても、遊びに堕落するか何らかの挫折で逃避するため進歩は見られない。また一郎・二郎から家族が知っている事を教えられていなかったりと腑抜けた一面が目立つ様になる。そのせいか、徳丸内での評価も「普段は優しくて大人しいが怒らすと怖い人」から「金持ちだがどうしようもない程可哀想なダメ人間」というものに変わってきている。九州制圧戦以降は留年されている描写がなく、成績も出席日数も授業態度も全くの不足ながら結局は「厄介払い」の意味で卒業。卒業から1ヶ月後、浪人生として予備校通いを始めるもそこで三郎軍団のメンバーと再会し、驚愕のあまり鼻血を吹き出し物語が完結する。
;; 凶暴化
:: 幼少期は兄の一郎と二郎からも蔑まれ、兄の悪行を注意した際に殺されかけたトラウマをキッカケに失禁すると凶暴(一郎と二郎曰く「一族一濃い大河内家の血が三郎を支配する」)な人格に変貌し、プロレスラーや銃を持ったマフィア猛獣をも(敵や味方など関係なく)倒す作中最強の存在となり、一郎・二郎、桐山ですら瞬殺は免れない。その時の凶暴性は尿量に比例し、恐怖による失禁以外にもトイレを我慢している時に下腹を殴られての失禁や緊張によるものでも発生する。この状態のときは見境も無く(片想いしていた春菜にすら殴りかかっこともあるが、終盤ではキスをしている)状況を滅茶苦茶にしてしまうが、本人に凶暴化時の(理性がない為)記憶はないため非常に性質が悪い。凶暴化した際は何故か全裸になる事が多い。当初は自分のピンチで凶暴化し活躍する傾向があったが、話が進んでいくうちにせっかくの良いところで凶暴化して状況を悪化させることが多くなってきた。作品序盤辺りまでは普通に二足で立ってパンチやキックなどで闘っていたが、第2部では「キシャー!!」と叫んで四足で駆け回りつつ飛び掛るように腕を振ってぶつけるといった野獣と言える状態となる。スピードに至っては明らかに銃弾よりも早い始末である。桐山に首がガラ空きという唯一の弱点を発見されたが攻撃した手が壊れる結果となってしまった。尚、一郎や石井の催眠術にかかった場合は別の凶暴化(理性がある)状態へとなる。
; 河井星矢(かわい せいや)。
: 準主人公で三郎軍団の副総長で三郎軍団No.2兼県内最凶の暴走族流星会の二代目特攻隊長。通称「知の河井」。誕生日は7月7日(しかし星座うお座で矛盾がしている)。座右の銘は「長いものには巻かれたらんかい!」。 逆立てた金髪(髪を下ろすと尖った頭蓋骨が確認できる)と左耳の多数のピアス、四本しかない歯(一郎・二郎によって全滅、現在総入れ歯)が特徴。作中では痛い目に遭うのが多く理不尽に運と間の悪い立ち位置なキャラであり三郎の次に運が悪い(但し自分の自業自得で痛い目に遭う一面もある)。一郎・二郎に殴られた回数は前田より多い。特に二郎には包丁で刺された上、背中に名前を彫られるという散々な目に遭っている。一件家(後に倒壊)に1人暮らしで、両親はいない。
: 自分以外の人間は道具か金づると考えており、自己中心的で他を見下している。そのくせにコロコロと優位な立場に鞍替えしたり、目先の金銭や美味しい話に簡単に決意や信条をも撤回する腐り果てた性格。言葉通り「大切なのは自分だけ」で自らの保身のためなら軍団員はおろか総長の三郎の犠牲も厭わない。
: 一見で札束の厚みから金額を察する程金銭に執着心を持つ守銭奴。しかし大局的な損得を頭で理解・計算していても、先述にある通り目先の利益を優先したり報酬を増やすために必要経費をケチって失態に終わる場合が多い。通称通り頭脳に関しては作中随一で、学業成績は徳丸学園内ならばトップクラスで赤点の心配は皆無。三郎とともに文系特進クラスに属しており、不真面目な授業態度だが特進クラス内での成績は上位に位置する。自身もしくは三郎・軍団員が危機に陥ると「秘策」と称するもの提案し、窮地を脱しようとする。発想力はあるが、強欲さから引き際を見誤ったり天罰や詰めの甘いミスで失敗する事が多く、大概ろくな結果を生まない。三郎の凶暴化については放尿がキッカケであることは知らないが、普段の三郎とは全く別人の状態である事や三郎個人の本質は正しく理解している。三郎をフォローする気は欠片も無いが、時折三郎の問題点を正しく指摘する場合がある。あらゆる場面で悪趣味さが目立つ。
: 汚点ばかりに目が行くが、度を越した強欲と暴走に目を瞑れば現実を見据えられる人間で、欲望に忠実な分真っ当な商売が儲かるならそっちへ方向転換もするし、バイトも柄の悪さを除けばそつなく仕事をきっちりこなし、ある程度の常識・礼儀を弁えてはいる。どれだけボロボロになってでも目標を成し遂げようとする執念と行動力は本物で、二郎に食い付いて殴られたこともある。また、多才多芸で様々な特技が河井の大きな特徴であり、麻雀ではイカサマ(すり替え術)を駆使して数多くの雀荘で名を馳せたり、料理の腕前はプロ並みであったりする。また、遭難したときはボーイスカウトで得た知識で切り抜けている。スポーツも万能で、中学時代は「傭兵河井」という異名を持ち運動部に金で雇われ大会に出場するなどしていた。しかし喧嘩は弱く、弱者への恐喝以外は改造スタンガンを使う。
;; 第1部
:: 三郎に近付き、彼の言葉を都合よく解釈して周りに伝える事で自らの地位を高めて行きいつしか副総長を(勝手に)名乗るようになった(そのまま正式に副総長へ就任している)。初期から高校生とは思えないあくどい商売を行ったり、年寄りや子供相手に時計やトレーディングカードを(金目な物の為に)奪ったりしていた。三郎には立場上おべっかを使うが内心見下しており、自分の立場が有利になると本性を現す。主な相棒は福士と岩田。2年生(1回目)の時には出席日数不足で三学期の期末テストを受ける前に留年が確定してしまう。
;; 第2部
:: 性格が崩壊していくキャラの中、唯一当初とキャラが変わらずにいる。1部の麻雀対決以降、大河内家と関わった事を後悔している。一郎と二郎には恐怖し、三郎のダメ人間具合には呆れており(特に三郎に関しては「内心見下している」から「大嫌い」、「一生の汚点」とさえ言っている)三郎が拉致される場面を目撃しても警察や大河内家に通報せず仕事に出向く。相棒はチャーンとなり、特にカレー屋台を営みだしてから学校にはほとんど通っていない。 
:: 家を失って以降住処はコロコロ変わっており、徹底的に困窮したせいか、仕事には誇り(終盤のTV関連では、クルーの誇りや本心の代弁を行っている)や信頼関係(値切り屋では嫌な客にならないことを考えていた)、生活基盤を重点に置くことに目的が修正され、第1部の頃とはありえない位キャラが良い方向に唯一転換しているのだが、三郎や福士などが妨害して落ちぶれた状態から立ち上がれずにいる。卒業式では代表として答辞を読むことになるが、内心では三郎達と過ごした4年間を回想した際、「そんなに悪くなかった」と答えており、卒業後は三郎達と同じ予備校に通う。
; 石井武(いしい たけし)
: 三郎軍団の親衛隊隊長で三郎軍団NO.3。常人離れした怪力の持ち主で、中学時代は100人相手の喧嘩に1人で勝ってしまうなど、凶暴化した三郎を除き、原則徳丸生最強である(詰めが甘いのでタイマンでは負けが多い)。通称「武の石井」。誕生日は4月2日。座右の銘は「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格はない」。大柄で虫歯とも無縁の健康優良児。
: 話を聞かない上に人に自分の理想を過剰に押し付け、理想のために邁進する性格であり、目的への努力は一切手を抜かず筋トレが日課で旅行先でもトレーニングを欠かさないが、逆に法・常識・権力を超えて三郎を優先し、自分の理想に反する場合は三郎の対人関係や行動に干渉て三郎の意向も無視・妨害する。親衛隊員にも強く忠実であれと、無茶な訓練や施し、何故か組体操まで強制する。他、両親、学園祭で知り合った子供たちにも三郎の優先を強要した。パソコンなどは扱えるが、「ベッドでなければ眠れない」という程サバイバル等は苦手。また、言動も歯に衣着せず、春菜の激マズ料理に対し容赦無く批判した。
: 三郎に災難が降りかかると過剰な防衛策で異常な行動に出ることが多い。過剰なまでの忠誠心やそれに伴う行動を三郎は非常に迷惑がっているが、石井が三郎を想う気持ちは本物であり、自分が三郎に迷惑をかけていると知ると切腹を図る、河井の暴動を止める等三郎の役に立つ時もある為、当初は石井を完全に突き放せずにいる。
;; 第1部
:: 当初は知性をたたえた硬派だったが三郎を慕い盲信する過程でどんどん怪物じみた変質的なキャラに変貌していき、髪型も坊主頭に剃り込み、額を三日月のかたちに剃り上げた「気合の入った髪形」になって行く。現在まで通して健在なのは額のホクロのみ。校内一の馬鹿で単純(一郎の催眠術に簡単にかかる、山本との大阪城対決においては喧嘩の役に全く立たないプロレス技で自爆、さらに二年次の文化祭ではボクシングのルールも知らず蹴りの反則を行う反則負け等)。因みに2年生(1回目)の際には職員室で暴れたため留年・無期停学処分となる。
;; 第2部
:: 三郎・河井・一般団員も軍団に対して興味を失ったため、軍団の実権・実務を司る独裁者(勝手に軍団を運営するが、親衛隊を除きほぼ消滅状態)となり、軍団を愛する性格が周囲との温度差を招く上、ヘタレ的言動が目立つ三郎に対しても非難し、周囲に総長の偉大さを示すという思惑で様々な計画を乱発、命に関わると言う意味では三郎をはめたり(つらい目に遭わしたり)する河井と違って、催眠術でヤクザと猛獣と対決させたり、三郎をダムに沈めさせて走馬灯のように死に掛けたり、三郎の他桐山や一ノ瀬を始末するためにバスを爆発させることがあり、危険な目に遭わせることが増えるなど、狂気を帯びている。それは性格に加え、某国から特殊な(その人格にまで副作用が及ぶ)ドーピングドラッグを購入していたためで、妄想の果てにストーカー並にプライバシーを暴く境地まで三郎への愛情が達してしまった。但し、同性愛者というわけではなく、徳丸共学化の際に演歌風の世界を妄想しており、根からの女嫌いという訳ではない。
; 関雲竜(せき うんりゅう)
: 相撲部の部長。登場時の学年は不明だが、現在三郎と同学年(なお第二部の1巻では1年留年の19歳と出ており、恐らく初登場時は2年生)。徳丸祭りのボクシング大会で後藤田に倒されたゲストキャラが、いつの間にか後藤田を追いやるほどのレギュラーメンバーに。肥えた体格とそのアフロヘアーがチャームポイント。いつの間にか留年しており、その理由はいまだ不明。身長180cm、体重150kg。誕生日は3月10日。座右の銘は「巨人・大鵬・卵焼き…ほか」。
: 普段はおちゃらけているが、相撲部部長だけのことはあり、石井と互角の戦闘力を誇り、得意技「雲竜上手投げ」は軽自動車を投げ飛ばすほどの威力を持つ。河井は三郎、石井、関の3人を「日本最強高校生トリオ」と呼んでいた。
: 三郎軍団団員の中では、萩原と共にまともで常識的な人間である。彼女がいるが、大の女好きで、相撲をやっているのは女にモテたいがためである。そのため、プロレスラーが女にモテる職業だと聞かされたときは一時的にプロレスラーを目指した(なお、相撲取りになるという以外に、ホストになるという夢がある)。彼女がいるにも関わらず、三郎、萩原とは徳丸交際グループを組みナンパや合コンに精を出しており、おもしろトーク担当で女性とは駆け引きにも強い一面を見せる。しかし駆け引きが間違った方向に行き、最終的には振られることが多い。なお、合コンの最中に彼女から電話があると、浮気がばれないように必死に弁解したり、彼女と別れそうになると泣いて本気で嫌がるなど、本命の彼女のようである。しかし、最近では彼女の名前が出てこなくなっており、現在も付き合っているかは不明。主に金銭面で三郎を利用するが、河井の様にたかろうと言う訳ではなく、デートにおける必要経費程度の常識的範疇で少なくとも迷惑をかけるには至らない。ダイエットや好物がカニなど、嗜好・利害が一致したり、三郎とは気が合う相手である(そのため、三郎も学園内での数少ない友人と見ている)。また徳丸一のダイエットマニア。部活動で、萩原と同様堕落する方向へ奇行を重ねていく。
: 自らの容姿に対してはプライドが無く、第二部の21巻では一度脂肪吸引整形手術を施したこともあるが、食べ過ぎによりすぐにリバウンドし、車にひかれたショックで顔つきも元に戻ってしまった。
: ドラマでは演じている津田耕作の滑舌が悪いためか、しばしば台詞に字幕がつく。
; 福士譲(ふくし ゆずる)
: 河井の相棒で三郎軍団の幹部。河井とは旧知の仲らしく、2人でコンビを組んで活躍をする事も。当初はまともな台詞を喋っていたが、1年生の時の球技大会でスタンガンの電流を浴びたショックで「オウヨ」しか口にしなくなり、以降、本編の3巻で三郎・河井・石井と共に遭難した時を除いてまともな言葉を口にしたことは無い。三郎のレギュラーキャラの同級生では唯一留年せず卒業し、「河井の相棒」というポジションもチャーンに取られてしまったが為、以降は出番が激減することに。なお、上級生になった事を自慢することが多々あるが、皆、福士に劣った自分への憤りを感じてしまい、咎められない。現在はカメラスタジオで働いている。
: 喧嘩は弱いが、河井に劣らず多才で要領が良い。しかし、コンスタントに結果を出す河井に比べると、オールオアナッシングの一発屋的性質が強い。遠藤美歩(後述)という彼女がいて、仲は非常に良い。ただし、第2部24巻では金髪美女を連れて歩いていた。手癖が悪く、一瞬で手放す・すり替えが可能な万引きの常習犯であり、後に白鯨という異名を得て、河井が万引き警備員として働く店に、嫌がらせ目的で毎日通う愉快犯的一面もある。だが、作中ではこうした悪行への天罰が下ったのか、マイカーを運転していた所、ポスターで視界を奪われた直後に事故を起こし、重傷を負う羽目になった。
; 後藤田拓也(ごとうだ たくや)
: 三郎の一つ下の後輩(後に三郎が留年して同学年となる)。通称「カミソリ後藤田」。冷酷非情で卑劣な性格。誕生日は8月17日。過去、ボクシングジムに通っていた。河井や児島ほどではないが卑劣で喧嘩に勝つためには手段を選ばない反面、暴力以外の際には全く発揮せず、それ自体も卑劣さを除けばあまりにも素直すぎるやり口で、策士ではない(ただし反乱を起こした際は軍団員の数を恐れ屋上で戦おうとするなどの一計を立てている)。
: 入学当初、三郎軍団に牙を向けたが、凶暴化した三郎に恐怖し、殴り倒された後、三郎軍団の軍門に降り、以後は三郎を先輩として慕うようになる。反乱以降は活躍もなく、殊の外軍団の政治に興味が欠片もなく、その為出番は減っていき、次第に第一部の20巻から第2部の200話目まで背景と同然となる。実家は工務店を経営しているが、父親曰く大河内家に酷い目に遭わされたとの話である。
; 萩原洋二(はぎわら ようじ)
: 三郎の一つ下の後輩(後に三郎が留年して同学年となる)。通称「マンモス萩原」。身長185cm。誕生日は10月20日。4人兄弟で長男。好物はうどんだが、基本的に御馳走なら何でも好んでおり、徳丸内では関に次ぐ大食いである。後藤田の親友権用心棒でもあり、入学当初後藤田と共に三郎軍団に牙を向き、石井とも互角に渡り合うが結局三郎に敗れて後藤田と共に三郎軍団の軍門に降り、以後は三郎を先輩として慕うようになる。大柄な体格で喧嘩の腕は確かだが、本来は気弱な性格である。三郎軍団団員の中では、関と共にまともで常識的な人間である。三郎とは比較的気が合う。三郎、関と徳丸交際グループを組んでいたが、取り柄がないため後に関から役立たず呼ばわりされ戦力外通告を出された。三郎軍団の軍門に降った後、石井に誘われ親衛隊に入隊するが、特訓中に石井の行為に彼をホモと誤解し、石井の事が大の苦手となる。その後は幽霊隊員になり、何とかボクシング大会で勝ちを拾ったことにより脱退を認められ、大会で優勝(ほぼ対戦相手の自滅によるもの)し、徳丸最強の称号を得た。
: 第2部からは、徳丸にやってきた桐山や、一郎の催眠術をよそ見していたために打っ飛ばされるなど、ろくな目にあっていない。軍団に後輩が出来てからは、三郎・関と共に謎の部活動を結成するが、堕落する方向に奇行を重ねるようになり、1部の頃とはありえない位非常識なキャラになっているが、三郎軍団の危機の時はまともなキャラになっている。卒業後は専門学校に進学したが1ヶ月以内に中退し、その後三郎を待ち構えるかのように予備校生通いを始めた。
; 岩田正直(いわた まさなお)
: 三郎の一つ下の後輩(後に三郎が留年してしまい同学年となる)。三郎軍団副総長補佐(河井の腰巾着)。後藤田とは中学校の同級生でパシリにされていた。三郎・河井・石井の悪名に憧れ、県立高校を蹴って徳丸に入学。河井に急接近して軍団グッズを熱心に購入し、それを糸口に河井の裏稼業へと深く関わるが、その後大抵ろくな目に遭っていない。また三郎軍団の肩書きを利用し、他所の高校にメンチを切るが喧嘩は弱い(総実館には二度も被害を受けている)。校内では石井の次に馬鹿である。足の速さには自信があるらしい。第1部の終盤から長らく出番が無かったが、第2部の河井がローカルタレントとなった回で久々に登場した。
; 親衛隊員
: 石井側近の親衛隊員で、石井と同じ髪形をしている2~4人組(第2部からは3人組)。三郎に献身する石井の考えに賛同し、彼の非常識な言葉や行動も疑う事無く同行している。第二部では石井の暴走で総長の迷惑になっている(ただし、喧嘩に関して三郎の強さを確信しているのでその限りには無い)のではと反旗を翻したこともあるが、石井の稚拙な秘策(但し、その時石井の狂気の強さにビビッていたのもあり)にまんまと引っかかり再び石井の軍門に下ってしまっている。ちなみに名前が、久田忠晃、稲田俊和、松本文彦であることが確認されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリートヤンキー三郎の登場人物」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.