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ウンベルト・エコー : ミニ英和和英辞書
ウンベルト・エコー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ウンベルト・エコー ( リダイレクト:ウンベルト・エーコ ) : ウィキペディア日本語版
ウンベルト・エーコ[ちょうおん]

ウンベルト・エーコ(, 1932年1月5日 - 2016年2月19日)は、イタリア小説家エッセイスト文芸評論家哲学者、記号学者。イタリア共和国功労勲章受章者。1980年に発表された画期的歴史小説『薔薇の名前(lI nome della rosa)』の著者として最もよく知られる。同作品はフィクションの記号論的分析、聖書分析、中世研究、文学理論の要素を盛り込んだ知的ミステリーである。後に発表した小説作品には、『フーコーの振り子(Il pendolo di Foucault)』、『前日島(L'isola del giorno prima)』などがある。2010年に上梓した『プラハの墓地(Il cimitero di Praga)』はベストセラーとなった。
エーコは学術書や論文、児童書、エッセイなども著した。サンマリノ共和国大学コミュニケーション学科創立者、ボローニャ大学大学院人文学研究科長、アカデミア・デイ・リンチェイ会員、オックスフォード大学ケロッグ・カレッジ名誉フェローを務めた。2016年2月19日、がんのために84歳で死去した〔ウンベルト・エーコ氏死去=「薔薇の名前」、84歳—伊哲学者 時事通信 2016年2月20日〕。
== 経歴 ==
イタリア北部のピエモンテ州アレッサンドリアに生まれる。父のジュリオは会計士だったが後に政府から3つの戦争へ招聘された。 第二次世界大戦中、ウンベルトと母のジョヴァンナはピエモンテの山腹へ避難した。サレジオ会の教育を受けたため、作品中やインタビューなどでサレジオ会やその創設者について言及している〔Don Bosco in Umberto Eco's latest book N7: News publication for the Salesian community p.4 2004年6月〕。彼のファミリーネームは、ex caelis oblatus (ラテン語で「天からの贈り物」の意)の頭文字を取ったものと一般に信じられている。これは孤児であった彼の祖父が市の職員から名付けられたものである〔A Short Biography of Umberto Eco 2004年3月22日〕。
13人兄弟だった父に法律家になるよう強く勧められたが、中世哲学や文学を学ぼうとトリノ大学に入学。トマス・アクィナスの美論についての論文を書き、1954年に学位を取得。この時期に信仰が揺らぎカトリック教会から距離を置いた〔Umberto Eco (1932-) - Pseudonym: Dedalus 2003年〕 。その後に国営放送局のイタリア放送協会(RAI)でドキュメンタリー番組のプロデューサーとして勤務した後、トリノ大学でも講義を行った(1956–64)。63年グループで親しくなった一団の前衛芸術家、画家、音楽家、作家たちは、その後の作家人生における重要で影響力のある要素となった。博士論文の延長である初の自著Il problema estetico in San Tommasoを1956年に出版してからこれは特に顕著となった。この著書はまた、母校での教鞭活動の出発点ともなった。
1962年9月にドイツ人美術教師Renate Ramgeと結婚、息子と娘をひとりずつ儲けた。ミラノのマンションとリミニ付近の別荘の2つを拠点とした生活を送っている。ミラノに3万冊、リミニに2万冊の蔵書を誇る。1992年から翌年にかけてハーバード大学の教授を務めた(Six Walks in the Fictional Woods)。2002年5月23日、ニュージャージー州ニューブランズウィックラトガース大学より名誉文学博士を贈られた。イタリア懐疑論者団体CICAPの会員である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Umberto Eco 」があります。




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