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アミカ科 ( リダイレクト:アミカ (昆虫) ) : ウィキペディア日本語版
アミカ (昆虫)[か]

アミカ(網蚊、Blephariceridae)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目アミカ科に属する昆虫の総称である。世界で約30属300種ほどが記載されている。
== 概要 ==

成虫はのような外見。主に渓流で見られ、渓流の濡れた岩の上に産卵する〔津田編(1962)p.180〕。
幼虫と蛹は水中で生活し、水底の岩やの壁面にはりついている。幼虫の体節は7で、第1節は頭部と胸部、第1腹節が融合したもので、第7節は第7-9腹節が融合したものである〔。各節の背面には棘や疣があるものが多い〔。触角は0-3節。第1腹節か第6腹節に強力な吸盤を持っており、これによって渓流の岩や滝の壁面にしっかりと吸着している〔。主に微細藻類を捕食している。
種によって生活史が異なり、クロバアミカなど9月に孵化して4-5月に羽化する種(冬型第1亜型)や、ヤマトコマドアミカなど12月に孵化して4-5月に4令幼虫となっている種(冬型第2亜型)、カニギンモンアミカなど5-7月に孵化して、8月頃に羽化する種(夏型第1亜型)、ユミアシヒメフタマタアミカなど春に孵化して夏季に幼虫、成虫が共にみられる種(夏型第2亜型)、ヤマトクチナガアミカのように1年を通して幼虫、蛹がみられる種(周年型)がある〔津田編(1962)p.180-181〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アミカ (昆虫)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blephariceridae 」があります。




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