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なつかしの歌声 : ミニ英和和英辞書
なつかしの歌声[なつかしのうたごえ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
: [こえ]
 【名詞】 1. voice 

なつかしの歌声 : ウィキペディア日本語版
なつかしの歌声[なつかしのうたごえ]
なつかしの歌声』(なつかしのうたごえ)は1968年4月3日から1974年3月31日まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放送された歌謡番組である。司会はコロムビア・トップ・ライト(1972年12月まで)、芥川隆行(1973年1月以降)。放送時間帯・曜日は年によってまちまちだったが30分番組。テーマ音楽の作曲は片山光俊。指揮は作曲家の服部良一の甥にあたる水谷良一
== 概要 ==
番組の源流は1965年9月17日から1966年1月7日まで放送された芥川隆行司会による『歌謡百年』(全17回)とされている。この番組は明治改元から100周年を控え、明治初年から太平洋戦争終結の前後に至るまでの流行歌を集めて往年の歌手たちによる歌声に加え当時の社会現象をフィルムで紹介するという内容であった。同年の大晦日には『歌謡百年』と同じく芥川隆行が司会を務め『歌こそわがふるさと』というタイトルで2時間にわたり同様の特別番組が放送されている。
そして1968年4月、番組編成の都合によりつなぎ番組として全4回の予定で『なつかしの歌声』が放送開始された。しかし、番組の好評を受けて同年8月まで全17回放送され、10月からはレギュラー番組に昇格した。大晦日には神田共立講堂を会場に2時間にわたり『なつかしの歌声大会』を放送、11%の視聴率を記録した。この番組が現在まで続く『年忘れにっぽんの歌』の第1回とされている。
1969年に入ると番組の人気は上昇し東京12チャンネルを代表する看板番組に成長した。同年の大晦日には『なつかしの歌声・年忘れ大行進』というタイトルで歌舞伎座から東京12チャンネルの番組として初のカラー放送による生中継を実施〔東京12チャンネルのカラー放送開始は1968年3月28日で、番組は毎日放送からの同時ネットによる『第40回選抜高等学校野球大会開会式』であった。〕。1970年4月からはレギュラー放送もカラー化された。同年8月には『なつかしの歌声・郷愁の歌まつり』を放送。この番組も『夏祭りにっぽんの歌』の第1回とされている。その後、1973年3月に一旦終了。前田武彦司会による後継番組『思い出のヒット曲』(1973年4月7日~9月29日放送)を挟んで半年後の1973年10月に復活し1974年3月まで続いた。
番組の特色は当時の歌をオリジナルの歌手で歌わせようとしていることであろう。藤山一郎東海林太郎淡谷のり子などの有名な歌手は言うに及ばず、NHKや他の民放では見ることのできない、戦前期に活躍した小野巡服部富子音丸四家文子羽衣歌子などの一般的にあまり知られていない歌手も出演。同時期において多くの番組映像が保存されずに消去されている中、この番組は、放送された当時、値段が1時間あたり10万円以上もした2インチVTRテープに録画され、鮮明な映像で現存している。ただし、番組初期を中心に映像が現存しない回もある。
懐メロブームの先駆けとなり、この番組の成功で各放送局で懐メロ番組が乱立した。NHKの『思い出のメロディー』はこの番組に触発されてできた。また半ば引退同然だった歌手たちが多数復活しテレビ番組や地方公演の依頼が相次ぎ出演料も大幅に値上がりしたことはこの番組の功績である。
スタンドマイクや、バンドボックス席(楽譜スタンド)には当時の東京12チャンネルのロゴである「12」のマークが書かれていた。
なお、テレビ東京系列で、単発特番として年に数回放送されていた『昭和歌謡大全集』(1992~2007年)とその後継番組である『懐かしの昭和メロディ』(2008年~)ではこの番組の放送素材が多く使われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「なつかしの歌声」の詳細全文を読む




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