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おんな太閤記 : ミニ英和和英辞書
おんな太閤記[おんなたいこうき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

太閤 : [たいこう]
 【名詞】 1. Toyotomi Hideyoshi 2. father of the Imperial adviser (advisor)
: [き]
 (n,n-suf) chronicle

おんな太閤記 : ウィキペディア日本語版
おんな太閤記[おんなたいこうき]

おんな太閤記』(おんなたいこうき)は、1981年1月11日から12月20日までNHKで放映された大河ドラマ第19作。原作および脚本・橋田壽賀子。主演・佐久間良子。全50話。
== 概要 ==
豊臣秀吉の正室・ねね北政所)の視点で戦国時代から江戸時代初期(大坂の役)までを描く。
橋田壽賀子が大河ドラマの脚本を担当するのは、本作が初めてである。NHKから脚本執筆の依頼を受けた際、彼女は以前から興味を持っていた豊臣秀吉の正室・高台院(ねね)の生涯を通して、女性に焦点を当てた形で戦国時代を描きたい旨をNHK側に伝え、NHKもこれを了承した。
橋田は、高台院に関する史料のほかに、秀吉関係の史料からねねの生活を推測し、ドラマを作っていった。また、監修に國學院大學名誉教授(当時)で戦国時代史研究の第一人者であった桑田忠親を迎え、考証関係を補強した。桑田には『信長の手紙』などの著書があり、ねね宛ての悋気を戒める手紙などを本編に巧みに取り入れるなどし、織田信長配下の秀吉・ねね夫妻の生活描写に貢献した。
従来、秀吉をめぐる女性としては豊臣秀頼の生母である側室・淀殿がよく知られ、北政所(高台院)の存在は影に隠れがちであった。本作をもって、秀吉糟糠の妻として北政所・高台院の知名度が高まったことは否定できない。また、本来高台院の俗名は「お禰(おね)」が正しいが(これについては疑問・反論もある。詳細は高台院#諱についての論議を参照)、本作品以降「ねね」と呼ぶドラマ・小説・漫画が多数登場したことからも、この作品の影響の大きさが窺える(もっとも、大河ドラマでは本作以前の作品でも「ねね」又は「北政所」と書くのが一般的であり、逆に「おね」と表記されたのは、クレジット上はいずれも後年の作品である『秀吉』『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』『江〜姫たちの戦国〜』『軍師官兵衛』のみである)。
ねねのほかに、秀吉の母・なか(大政所)、弟・豊臣秀長、姉・とも(瑞龍院日秀)、妹・朝日姫をはじめ、木下-羽柴-豊臣家や浅野家など秀吉・ねね周辺の人々についても詳細に取り上げた点も特徴的である。中でも秀長(小一郎)が最重要キャラクターとして本格的に登場したのは大河ドラマ史上初めてで、彼の活躍ぶりが描かれる作品はその後、1996年『秀吉』まで現れない。また、秀長の妻・智雲院がレギュラーで登場する大河ドラマは本作のみであり、2人の出会いや結婚にまつわるストーリーが詳しく描かれた映像作品も本作以外に存在しない。
女性の視点からの戦国時代の描写は、従来の男性を中心とした戦国時代のファン層のほか、主婦層にも幅広い支持を得て、平均視聴率31.8%(2009年現在、歴代5位)、最高視聴率36.8%を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)〔1981年時点で平均視聴率が30%を超えた大河ドラマは1964年の『赤穂浪士』(31.9%)、1965年の『太閤記』(31.2%)のみであった。〕。劇中で西田敏行扮する秀吉(藤吉郎)がねねを呼ぶ際に用いた二人称「おかか」はこの年の流行語にまでなっている。
昭和50年代の大河ドラマは各作品とも20%から30%台の比較的高い視聴率を誇るが、その中にあっても本作が記録した平均視聴率31.8%と最高視聴率36.8%は特に高い。その高い人気もあってか、NHK衛星第2テレビジョンでは最も早く全50話が再放送された。
なお、本作の放送年である1981年最初の日曜日は1月4日だったが、本作は1月4日ではなく1週間後の1月11日に放送を開始した。1月11日に放送を開始した大河作品は、本作と2004年の『新選組!』のみである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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