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NHKにおける選挙報道 : ミニ英和和英辞書
NHKにおける選挙報道[せんきょほうどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せん]
 【名詞】 1. (1) selection 2. choice 3. election 4. (2) compilation 5. editing 
選挙 : [せんきょ]
  1. (n,vs) election 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) information 2. punishment 3. retribution 
報道 : [ほうどう]
  1. (n,vs) information 2. report 

NHKにおける選挙報道 : ウィキペディア日本語版
NHKにおける選挙報道[せんきょほうどう]

NHK(日本放送協会)における選挙報道(せんきょほうどう)は、国政選挙ならびに都道府県知事選挙といった、注目される選挙の開票状況を伝える報道体制を記す。
== 概説 ==
開票速報は''NHKニュース速報''として字幕による放送および地方選挙・国会議員補欠選挙での地方局独自編成による特設ニュースによる放送、国政選挙(衆議院総選挙参議院通常選挙)と統一地方選挙(いわゆる「前半戦」と「後半戦」)で行われる全国向け・長時間編成の放送がある。
当選確実の判定(以下、当確判定)には開票情報のみに頼らない。情勢分析として記者による票読み取材や世論調査の動向分析により投票前の情勢分析を行い、また投票日に出口調査を行うことで、得票率予測並びに議会選挙の獲得議席予測を行う。こうした予測と開票情報を照らし合わせてNHKの当確判定は行われる。
開票速報では、NHKが独自に集計した全国各地の開票情報を反映させるために、ホストコンピューターを核にして情報共有を図る「選挙システム」というネットワーク網を構築しており、選挙システムからデータを出力して原稿の作成や開票情報の画面作成を行う。また、放送だけでなくインターネットにも反映される。
放送では、開票情報や当確判定、候補者並びに政党幹部の最新動向、選挙戦総括などの解説と分析、インタビューや記者会見の模様を放送する。また放送にはローカル放送と全国放送などがある。
地方選挙や国会議員補欠選挙の場合、主にラジオ第1や総合テレビの定時ローカルニュースの中で詳しく報じられる。定時ローカルニュースで伝えきれないと判断している場合、通常編成を差し替えて放送時間の確保を行う。場合によっては''ニュース速報''としての放送や全国向けニュースでも放送する。統一地方選挙では、全国放送を行う。総合テレビの場合、都道府県の知事選・議会議員選挙が集中する前半戦は投票締切時刻に合わせて放送。市町村の首長選挙や議会選挙が行われる後半戦は締切時刻からの放送は行わない。各放送局は独自に編成の組み替えを行う。地方選挙の開票速報はテレビのデータ放送ならびにインターネットのNHKオンラインでも閲覧出来るが、実施しない場合もある。
国政選挙では、公示から投票翌日にかけて特別編成を敷く。まず慣例的に、公示日の直前に行われる日本記者クラブ主催の党首討論会を中継。公示日の夜は7時の定時ニュース(『NHKニュース7』)を拡大して各党党首への個別インタビューを放送。投票前日の夜は総合テレビで党首の選挙戦を追ったドキュメンタリーを放送。投票日朝の『日曜討論』は休止する。開票速報の放送に関して、投票日と開票日が異なった場合は投票日の夜に選挙戦をふりかえる特集番組を、開票日に速報番組を放送。即日開票する場合は投票締切時間(1998年以降、20時)より速報番組を編成、全ての当選者が判明するまで終夜放送する。開票速報では環境が整った場合、日曜討論の要領で政党党首へのインタビューを行う。テレビ(総合テレビ・NHK BS1)では開票開始から翌日朝〔全議席確定後も概ね、総合テレビの選挙ドキュメント放送終了時間ごろまで〕 にかけて、L字型画面、またはその変形となるU字型画面を使って、各党の獲得議席数、最新の当選者情報、関連ニュース(これはティッカーロール表示)を行う。
なおFM放送は、1998年に24時間放送が完全実施されて、2005年以前までは「ラジオ深夜便」のラジオ第1とのサイマル放送となる選挙翌日の1:00-5:00の飛び乗りで同時ネットとしていたが、それ以後は中波の難聴取・混信対策として、原則としてラジオ第1の開票速報開始時間(19:55or20:00)に合わせて、翌日5:00まで〔2014年衆院選は5:55まで〕 同時放送するようになった。ただし、投票日にFIFAワールドカップ〔1998年、2010年〕 や近代オリンピック〔オリンピックは2014年まで該当する大会がない〕 との重複が生じた場合はラジオ第1は引き続き選挙速報を行い、スポーツ中継はFM放送で行われる。
投票日翌日は『NHKニュースおはよう日本』『ラジオあさいちばん』は選挙関連の内容で構成。総合テレビでは『連続テレビ小説』のあとローカルニュースを挟んで『列島ドキュメント』を放送。夜は総合テレビとラジオ第1で選挙後の政局を問う討論会を同時放送する。尚、これらの放送は国際放送NHKワールド・ラジオ日本NHKワールド・プレミアムで同時放送。英語放送のNHKワールドTVと衛星放送のNHK BS1では独自の開票速報を、データ放送ならびにNHKオンラインでも開票速報を閲覧出来る。
2009年より国政選挙・統一地方選挙前半戦では投票締切5分前より放送し、締切までの5分間は議席予測や当確判定の仕組みについての説明を行う。また、NHK大河ドラマは当該日のみ総合テレビでの放送時間を繰り上げて19時10分、または19時15分より放送〔ただし、2014年衆院選当日は、本来放送する予定だった「軍師官兵衛」の最終回が1時間拡大放送であり、前枠となるはずの「NHKニュース7」の時間枠を動かすことが困難であることや、19時10分or15分からスタートさせると、その分開票速報の開始を10-15分遅らせることになることから休止とし、その分、「ニュース7」を19:20まで、そのあとに本来は休止となるはずだった「ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜」を放送したうえで、選挙速報を通常より5-10分早めの19:50から放送させる処置を取った。〕。
なお衛星放送での選挙報道は2010年参院選までは、BS1は地上波とは別に独自の長時間特番形式による選挙開票速報を展開し、地上波の難視聴対策のために行っていたBS2〔2006年まではBShiも〕 の「おはよう日本」も、通常5時飛び乗りのところを、総合テレビと同じ4時半からの同時放送として、7時台前半まで選挙速報を同時放送していたが、テレビのデジタル放送完全移行による中継局整備やケーブルテレビでの配信、更には期間限定開局の衛星のセーフティーネットによる補完放送(総合テレビ=BS291 難視聴地域に該当する地区のみ)が行われるなどの難視聴対策改善が進んだことから、デジタル完全移行後最初の選挙に当たる2012年の衆院選以後、BS独自での長時間速報とはせず、22-23時台を中心に、平日の「ワールドWaveトゥナイト国際報道2014」のフォーマットを準用〔2014年衆院選は「グローバルディベートWISDOM」の特別篇として〕 した特番のみ行っている(ただしL字型画面は通常番組中にも挿入する形で放送している)。
東京の開票速報本部はNHK放送センターニュースセンターのスタジオ内(NC-B)に設けられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「NHKにおける選挙報道」の詳細全文を読む




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