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『Strings Of My Soul』(ストリングス・オブ・マイ・ソウル)は、日本の音楽ユニット・B'zのギタリスト・松本孝弘の9作目のオリジナル・アルバム。2012年6月20日にHouse Of Stringsから発売され、2012年8月7日にラリー・カールトンの自主レーベル「335 Records」より、収録曲が異なる欧米盤が発売された。 配信限定でリリースされた「Live Life」についてもこの頁で説明する。 == 概要 == 「Larry Carlton&Tak Matsumoto」名義で発売したアルバム『TAKE YOUR PICK』からおよそ2年ぶりとなり、「Tak Matsumoto」名義としてはおよそ10年ぶりとなるソロ・アルバムとなった。全13曲中10曲が過去に発表した楽曲をニューミックス、もしくはリマスタリングした楽曲になっており、いわばベスト・アルバム的な位置付けとも言える作品になっている。松本自身も本作について「ベスト的な選曲になりました」と述べると同時に、「結果的にはベスト・アルバムに見えるかもしれないが、そのつもりはなく、あくまで "新作" という意識で作りました」「"今の僕のベストを尽くした" という意味でのベスト盤」と述べている〔『GUITAR MAGAZINE 2012年7月号』リットーミュージック、2012年。〕〔『WHAT's IN? 2012年7月号』ソニー・マガジンズ、2012年。〕。 既発表曲はミックスだけではなく、ギターパートの追加や録り直しなども施されている。選曲の基準は、「ストーリー性を持つ美しいメロディーラインと独自のトーンを響かせる、ギター・インストゥルメンタル楽曲を集めた」としている。また選曲に関して、335 Recordsの社長であるロバート・ウィリアムズの協力もあり、欧米向きではないと判断された曲は収録曲から外したと松本は述べている〔読売新聞 夕刊[首都圏・山梨・静岡・石川・富山・札幌]6面 2012年6月21日〕〔『YOUNG GUITAR 2012年8月号』シンコーミュージック・エンタテイメント、2012年。〕。 プロデューサー・エンジニア・ミキサーとして、グラミー賞『最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム』の受賞経験を持つポール・ブラウンが参加しており、新曲「Live Life」などのミックスに携わっている。また、ラリー・カールトンが、「SUKIYAKI」の演奏に参加している。 本作はCDのみの通常盤と、CD+DVD付き初回限定盤の2種類でのパッケージ・リリースとなった。初回限定盤に付属されているDVDには、これまでに発表されたソロ作品のミュージック・ビデオ、未発表ライブ映像、さらに2004年7月にサントリーホールで開催された東京都交響楽団とのコラボレーション・ライブ『都響スペシャル Collaboration 2004 松本孝弘「華」』の映像など、全13曲、収録時間約62分の内容になっている。 B'zのアルバム『The 7th Blues』に収録されている同名で表記の異なる楽曲「Strings of My Soul」は、本作の音源には収録されていない。この点について松本は、「このアルバムタイトルとその楽曲はぜんぜん関係がないんです。」「言葉としてとても好きで、今回のアルバムの内容にも合っているなと思ったので、前からこのタイトルにすることに決めていたんです。」「同タイトルの曲自体も入れようとは考えましたが、今作にはうまく混じらないなと思ったんです。」と述べている〔〔『Player 2012年8月』 プレイヤー・コーポレーション、2012年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Strings Of My Soul」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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