翻訳と辞書
Words near each other
・ LGVペルピニャン・フィゲラス線
・ LGVペルピニャン・フィゲレス線
・ LGVライン-ローヌ線
・ LGVライン・ローヌ線
・ LGVローヌ-アルプ線
・ LGVローヌ・アルプ線
・ LGV北線
・ LGV南ヨーロッパ大西洋線
・ LGV南東線
・ LGV地中海線
LGV大西洋線
・ LGV東ヨーロッパ線
・ LGV東線
・ LGV東連絡線
・ LGエレクトロニクス
・ LGエレクトロニクス・ジャパン
・ LGカップ (サッカー)
・ LGグループ
・ LGチータース
・ LGチーターズ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

LGV大西洋線 : ミニ英和和英辞書
LGV大西洋線[せん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大西洋 : [たいせいよう]
 【名詞】 1. Atlantic Ocean 
西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
西洋 : [せいよう]
 【名詞】 1. the west 2. Western countries 

LGV大西洋線 : ウィキペディア日本語版
LGV大西洋線[せん]

LGV大西洋線 (、、) は、パリからフランス西部に向かう高速鉄道路線である。LGV南東線に続くフランスの新たな高速鉄道路線として、1989年9月にル・マンまで、1990年9月にトゥールまでそれぞれ開業した。TGV Atlantiqueを使用して世界で初めて300km/h運転を開始したことでも知られている。1990年5月18日にはTGV Atlantique325編成を使用した試験走行で当時の鉄輪式で世界最高速度の515.3km/hを記録している。
パリから120km程の地点であるクールタランで路線は2つに分岐しており、一方はル・マン (ブルターニュ・ペイ=ドゥ=ラ=ロワール方面)、もう一方は南西方向のトゥール (アキテーヌ方面) へ向かっている。LGV大西洋線は、パリからクールタランの分岐点まで124kmと西方向ル・マン方面への分岐線53km、南西方向トゥール方面への分岐線102kmの合計279kmから構成されている。
このLGV大西洋線からは、商用2×25kV・50HzのATき電方式とし、変電所間隔を2倍にすることが出来た、これにより変電所数が7から4になり、電力関係のコストを大幅に低減出来た。
== 路線経路 ==
パリ側のターミナル駅モンパルナス駅である。モンパルナスからパリ南郊でトンネル区間を通り進路を行く。パリ近郊のトンネル区間はLGVの周辺環境への影響を考慮し敷設された。トンネル上は散策路や公園などになっている。市街地での騒音防止のためにトンネル区間が設けられたのは、LGV大西洋線がフランスでは初めてである。路線は以前のパリ・シャルトル間の鉄道線に沿って進む。14km地点に最初の新駅マッシィTGV駅が設置されている。マッシィまでは、1903年にモンパルナス・マッシィ間で計画され、建設が中止された線路用地を流用している。マッシィではLGV東連絡線から伸びてくる路線や、RERなど既存の路線と接続し連絡が図られている。
マッシィTGV駅を出るとヴィルジュストトンネルを通り、オートルート10号線(A10)に沿って進む。サン・アルヌー付近でLGV大西洋線は南方向へ向かいA10号線から離れていく。その後大西洋線は、パリ・ヴァンドーム間の在来線と並行しクールタランまで向かう。それぞれ、分岐点で路線は二つに分かれル・マンやトゥール方面へ向かう。LGV区間が終わってもル・マン方面はレンヌナント、トゥールから先は手前のサンピエールデコール経由でボルドートゥールーズまでの在来線の直流電化区間をそのままTGVは乗り入れている。
路線の最急勾配は15‰(例外で25‰もあり。)で、トンネルは計4つ設置されている。トンネル内での不快な気圧変化のため、運行開始当初は最高速度220km/hで走行していたがその後は180km/hに減速された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「LGV大西洋線」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.