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ITパスポート : ミニ英和和英辞書
ITパスポート[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ITパスポート ( リダイレクト:ITパスポート試験 ) : ウィキペディア日本語版
ITパスポート試験[あいてぃーぱすぽーとしけん]

ITパスポート試験(ITパスポートしけん、''Information Technology Passport Examination''、略称:iパス)は、情報処理の促進に関する法律第7条第1項に基づき経済産業大臣が実施する国家試験である情報処理技術者試験の一区分。
2007年12月に発表された新試験制度のスキルレベル1(スキルレベルは1~4が設定されている)に相当し、2009年春期試験から開始された。試験の実施に関する事務(試験事務)は、独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターが行っている〔情報処理技術者試験について、「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主宰し経済産業大臣が認定する」旨の記述がされていることが多いが、試験の主宰者はあくまでも経済産業大臣である。〕。
== 概要 ==
ITパスポート試験は、初級システムアドミニストレータ試験(以下初級シスアド)の後継試験として捉えられることもある。しかし、対象は「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」であり、その性格上、初級シスアドと比べて難度は低くなっている。
ITパスポート試験は初級シスアド試験の一部を承継し、初級シスアドは2009年春期試験をもって廃止された。初級シスアドはITパスポート試験のレベルを包含し、合格者はITパスポート試験の合格レベルに達しているとされている。初級シスアドの試験内容については当資格と、スキルレベル2に位置づけられた基本情報技術者試験に吸収された。
また、初級シスアドは平均28歳前後の社会人・業務経験者を対象としていたが、ITパスポートの受験者は学生の比率が比較的大きいのも特徴である。ボリュームゾーンは16歳から25歳であるが、一方、合格率は社会人・業務経験者が高くなる傾向があり、21歳以下と22歳以上とでは合格率に大きな差が見られる。商業高校などの高等学校は、ITパスポートは日商簿記2級・3級などとともに必修科目であったり、受験することを推奨していたりする。ただし、後述するように試験内容がテクノロジ系の問題だけでなくマネジメント系の問題と、ストラテジ系の問題も多くIT系の試験ではあるものの商業知識も求められている。
そのため、前述のように21歳以下と22歳以上とで合格率に差が見られる。いわゆる「社会人経験の有無」がマネジメント系問題とストラテジ系問題の正答率に関係している。また、他のIT系資格と比較して非IT系企業出身者の比率が高いのも特徴である。IT系企業でもITパスポート試験を推奨しているものの、実務としてはプログラム言語やテクノロジに関して理解度を測るには判断材料として乏しいため、評価の判断材料には基本情報技術者試験以上を用いるケースが多い。反面、非IT系企業ではマネジメントやストラテジの理解度と、IT系企業の人材ほどではないもののITパスポート試験でコンピュータシステムやサーバに関する知識などの理解度を測る判断材料になっているケースもある。そのため、金融庁佐賀県など、職員にITパスポート試験を推奨している公共機関もある。
受験に関しては老若男女問わず幅広く対象としている。
試験申請に際し、年齢実務経歴等による受験制限はない。
2011年11月25日より国家試験では初めてComputer Based Testing(CBT)方式が採用され、試験は全国101会場〔2012年10月15日現在136会場。〕で随時行われる〔IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:プレス発表 国家試験初の “パソコンを用いた試験” を開始 〕。また、実施日時は会場ごとに異なる。ただし、身体の不自由によりCBT方式の試験を受験できない受験者については引き続き年2回筆記方式等によりITパスポート試験を実施する〔【ITパスポート試験】特別措置の概要 〕。それに先立ち、2011年1月17日から2011年3月27日までCBT方式のリハーサル試験が行われた。リハーサル試験では合否判定は行わず試験結果は得点のみ表示した〔プレス発表 - ITパスポート試験へのCBT方式導入に向けたリハーサル試験の実施について(独立行政法人情報処理推進機構) 〕。
2011年度の秋期試験までは基本情報技術者試験応用情報技術者試験などと同日の4月第3日曜(春期試験)と10月第3日曜(秋期試験)の2回行われ、大学や専門学校校舎といった他の情報処理試験と同じ会場で筆記試験形式で行われていた。引き続き、身体の不自由等によりCBT試験会場で受験できないかたに向けて、筆記試験形式が特別措置として同じ日程で行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ITパスポート試験」の詳細全文を読む




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