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A・J・P・テイラー : ミニ英和和英辞書
A・J・P・テイラー[えいじぇいぴーていらー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

A・J・P・テイラー : ウィキペディア日本語版
A・J・P・テイラー[えいじぇいぴーていらー]
アラン・ジョン・パーシヴァル・テイラー(Alan John Percivale Taylor, 1906年3月25日 - 1990年9月7日)は、イギリス歴史家ヨーロッパ近現代史を専門とし、一般向けを含め数多くの著書を著した。
イングランドサウスポート(当時はランカシャー、現在はマージーサイド)に生まれた。オックスフォード大学オリオル・カレッジ卒業後、ウィーンに2年間留学し、アルフレッド・プリブラムの指導を受ける。マンチェスター大学歴史学部講師を経て、1938年からオックスフォード大学モードリン・カレッジで教鞭をとる。1956年イギリス学士院会員に選出される。
== 評価 ==
1961年に公刊された『第二次世界大戦の起源』では、ナチス・ドイツ総統であったアドルフ・ヒトラーの評価を巡って大きな論争が持ち上がった。テイラーはこの著書において、ヒトラーは従来のドイツの指導者と同様に、自国の国力に見あう地位を手に入れようと行動しただけであり、第二次世界大戦の原因は西側諸国の拙劣な外交の失敗が主因であると説いている。またニュルンベルク裁判などにおいて取り上げられたドイツによる周辺諸国侵略の計画性についても、イギリスが自身の失敗を覆い隠すために誇大に取り上げたにすぎないとしている。
このようなテイラーの主張は従来の定説であったナチス・ドイツの侵略主義を否定し、ドイツを擁護する面が強いものであったため、イギリスのみならず、ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国の歴史学会においても大きな反響を巻き起こした。テイラーの説は外交面での一面のみに注目した修正主義史観であり、実証性に乏しいといった批判がなされる一方、歴史研究においては道義的観点を排除するべきであるとの考えには一定の評価が与えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「A・J・P・テイラー」の詳細全文を読む




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