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1801年8月1日の海戦 : ミニ英和和英辞書
1801年8月1日の海戦[1801ねんはちがつ1にちのかいせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
: [つき]
  1. (n-t) moon 2. month 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
海戦 : [かいせん]
 【名詞】 1. naval battle 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

1801年8月1日の海戦 : ウィキペディア日本語版
1801年8月1日の海戦[1801ねんはちがつ1にちのかいせん]

1801年8月1日の海戦()は、第一次バーバリ戦争中の1801年8月1日、現在のリビア海岸沖にて、アメリカ海軍スクーナー 「USS''エンタープライズ''」とトリポリタニアポラッカ 「''トリポリ''」の間に起きた一騎討ちである。
このとき交戦した「''エンタープライズ''」は、アンドリュー・スターレット海軍大尉が艦長を務め、リチャード・デイル海軍准将の指揮する地中海戦隊の一部として、トリポリウィラーヤ海上封鎖に配置されていたものであった。
この海戦に至った発端は「''エンタープライズ''」がデイルからマルタで物資を集めるよう指示され、派遣されたことにあり、「''エンタープライズ''」が戦隊から離れて単独でマルタへ向かっている途上において、レイス・マホメット・ラウス提督の指揮する「''トリポリ''」と遭遇して交戦となったものである。
この海戦において「''トリポリ''」は頑強に戦い、戦闘は3時間に及んだが、最後はアメリカ海軍に捕獲された。
スターレットは「''トリポリ''」を捕獲したものの、戦利品として曳航する命令は受けていなかったので、釈放することになった。「''エンタープライズ''」はマルタへの任務を完遂し、戦隊に戻ったときはデイルから表彰と称賛を受けた。この戦争ではトリポリタニアに対するアメリカ軍初の勝利だったのでアメリカの士気は高まった。対照的に「''トリポリ''」の敗北を知ったトリポリでは士気が大いに沈んだ。この「''エンタープライズ''」の勝利にもかかわらず、戦争はさらに4年間決着がつかないまま継続されることになった。
== 背景 ==
アメリカ合衆国は1783年に独立を認知されたことに続き、その初期政権は地中海におけるアメリカ商船の権益を守るため、トリポリ・ウィラーヤに対して通行料(上納金)を支払う手段を選んでいた。トリポリは事実上オスマン帝国の支配下にあったが、実際には外交について自立した状態にあり、地中海を航行する非イスラム教国の船から通行料を取るために、その国に宣戦布告することも辞さなかった。
1801年、アメリカ合衆国に対するトリポリ政府からの通行料要求が著しく増加した。この年からアメリカ合衆国の新しい政権を担うトーマス・ジェファーソンは、その始まりから通行料の支払いに反対であり、支払いを拒否した。〔Allen 1905, p. 91〕。その結果、トリポリは、ジェファーソン政権に要求通り通行料を払わせるべく、アメリカ合衆国に宣戦布告し、トリポリの海軍がアメリカ船とその乗組員を捕まえ始めた。アメリカ商船に対するこの攻撃の報せがワシントンD.C.に届くと、ジェファーソン政権はアメリカ海軍にトリポリに対する限定戦争を仕掛ける権限を与え、その戦略の一部として、リチャード・デイル准将の指揮する戦隊がトリポリの海上封鎖のために派遣された〔Boot 2002, p. 13.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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