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133式ボール : ミニ英和和英辞書
133式ボール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

133式ボール ( リダイレクト:ボール (ガンダムシリーズ)#133式ボール ) : ウィキペディア日本語版
ボール (ガンダムシリーズ)[ちょうおん]
ボールは、アニメ機動戦士ガンダム』をはじめとするガンダムシリーズのうち、宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の兵器(型式番号:RB-79)。
== ボール ==


; 開発・投入時期
: 宇宙用作業ポッドSP-W003を改修し、180mm低反動砲を1門装備した戦闘用ポッド〔#IGLOO完全設定資料集p.136〕。カラーリングは明るいラベンダー。一年戦争時は、ジムの火力支援用として大量に投入された。ボール部隊のみでの単独投入や、サラミス級巡洋艦に搭載されてパトロール艦隊を形成することも多かった〔#IGLOO完全設定資料集p.137〕。開発時期はGMより早く、一部ゲームではザニーと同時期に完成している。
: 後述の水中用ボール「フィッシュアイ」の実戦投入時期は0079年8月下旬、先行量産型ボールはガルマ・ザビ戦死直後の10月上旬、OVA機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話では10月24日の戦闘がボールの初登場となる。
; 燃料電池駆動
: 機体の大きさも12.8mと、標準的なMSの約18mと比べると小ぶりで3分の2ほどしかない。一方、コア・ファイターなど核融合炉を持ちビーム兵器も装備する戦闘機と比べれば大型である。マジックハンド(マニピュレーター)は燃料電池で駆動され、オッゴと格闘戦を行ったこともある。熱核融合炉を持たない分、推進剤噴射速度が劣り(推進剤を高温で燃焼できないため)推力低下で機動性が低いことや比推力低下で推進剤の燃費は悪い。代わりに熱核反応炉を持たないため帰還後の冷却が必要なく、モビルスーツ (MS) 搭載設備のない艦での運用が可能なのも利点であった。
: 核融合炉でないため、出力不足で稼動肢を激しく動かせないことと、電力不足(燃料電池の充電容量の限界)で電池を使いきってしまう(核融合炉は完全に無限ではないが、戦闘時の消費電力としてはほぼ無限と言えるだけの電力を確保できる)ので、AMBACもできないとされている。また、姿勢制御には指向性爆薬である爆発ペレットを用いるとの設定もある〔『OUT 9月号増刊 宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY」』45ページより。〕。
: だが、航宙戦闘機のセイバーフィッシュやトリアーエズではできない後退もできるので、ジム完成までの連邦軍の戦術の幅を大きく広げることに貢献した。
; アウトレンジ攻撃
: ただし、センサー系に関しては元が作業用ポッドであり、ガンタンクのキャノン砲を流用しているだけあって、ザクとは比べ物にならないほど長く取られている。センサー有効半径はGMと同等以上、最低でもガンキャノンと同程度またはガンタンクと同程度は取られているようである。これはミノフスキー粒子散布下を前提としつつもザクにアウトレンジ攻撃を加え、さらにザクの奥にいる敵艦艇をも攻撃できる利点でもある。作業用ポッドは宇宙のコロニー修理(故障箇所発見、デブリを回避、細かい修理作業など)などで望遠など光学系センサーが重要であることが求められるので、それの流れを汲んでいるだけのことはある。
: 戦闘ではこの長い射程と強力なキャノン砲を生かして、GM1機にボール3機を基本編制としてGMがシールドを構えながら前衛を担当し、ボールが対戦車自走砲的に後方より火力支援するという役割分担が考えられていた。
; 棺桶と呼ばれる所以
: MSとして人型を成しているジムに比べて、眼球に似た球体の左右下部に2本の作業用アームと、天頂部に唯一の武装である180mm低反動砲を付けたその姿と低い戦闘力から、別名「丸い棺桶」と呼ばれている。〔『ガンダムビルドファイターズ』第3話Aパート、ガンプラバーのマスターの話より。〕
; 設定の変化
: 現在と昔とではその設定が大きく変化しており、1990年代以前は、製造に手間とコストのかかるジムを支援するべく、数で押すために大量生産された低性能安物MSというものだった。よって開発の時系列も、ジムと同時か後となる。プラモデルの商品名においても「1/144地球連邦軍量産型モビルスーツ ボール」と明記されている。同時に、備砲はガンタンクの「タンクキャノン砲」の流用であり、火力だけなら決して周囲のMSにひけをとらない強力な機体とされていた〔『講談社ロボット百科『機動戦士ガンダム』(1980)による。〕。ただし、現在の設定ではガンタンク肩部の備砲口径は120mmとなっている。ガンタンクの「120mm」もボールの「180mm」も、先行して存在した「タンクキャノン砲」「ガンタンク砲」の「流用」という設定を無視して作られたもので、矛盾する数値となっている。
: テレビ版第36話では、ボールのパイロットが「後はリック・ドムザクしかいない、やるぞ」と、ジオン軍のMSを軽視した発言をしている。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』第2話では、ジオン軍のモビルポッド「オッゴ」と交戦したボールパイロット達が、敵がMSではないことを知って「助かった」と安堵している。
: 機体の区分をめぐっては他にも解説されており、『機動戦士ガンダム ギレンの野望』などのゲーム作品では「モビルアーマー (MA)」とされることがある。OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』では、当機やジオン軍のオッゴを「モビルポッド」と呼称している。プラモデル「HGUCボールツインセット」では「戦闘ポッドであり、簡易型MS」と記述されている。「機動戦士ガンダム 連邦VSジオンDX(PS2版)」においてはミッションモードのジオン軍サイドで連邦軍のボールを撃破するとMAとしてカウントされ、連邦軍サイドでジオン軍が鹵獲運用しているボールを撃破するとMSとしてカウントされる。連邦軍サイドでは受領するときにレビル将軍が「モビルスーツと言うほどの物ではないが、我々はこれでこの戦争に勝つつもりだ」と言っているが、連邦軍はMSとして扱っていたようである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボール (ガンダムシリーズ)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 RB-79 Ball 」があります。




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