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第24SS武装山岳猟兵師団(独:24. Waffen-Gebirgs-Division der SS)は武装親衛隊の師団である。 1942年6月、スロベニア、クロアチア、セルビア、ウクライナ、イタリア、及び各地方の民族ドイツ人からなる義勇兵により編制された、カルストヴェーア大隊(Karstwehr Battalion)がこの師団の原型である。装備、訓練共に山中での戦闘を目指したもので、スロベニア、イタリア・オーストリア国境にかけてのアルプス山脈で活動、パルチザン掃討活動を任務とした山岳戦専門の部隊であった。 イタリアが降伏したとき北イタリアに進駐、タルヴィージオでイタリア軍の武装解除を行った。1944年8月に師団に改編されたが、これは実際の戦力増加を伴わない、あくまで書類上のものであり〔Williamson, Gordon and Stephan Andrew. ''The Waffen-SS (1)''. Osprey Publishing, 2004. ISBN 1-84176-592-9. p.4〕、後に師団から山岳旅団へ格下げされたこともあった。 その後もパルチザンとの激闘は続き、終戦時、師団はオーストリア国境を防衛、バルカン半島で戦っていたドイツ軍が西へ退却してイギリス軍に降伏することを可能にした。 師団の残存部隊は最後まで戦ったドイツ軍部隊のひとつとなり〔Williamson & Andrew p.5〕、1945年5月9日、イギリス第6機甲師団に降伏した。 == 師団長 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第24SS武装山岳猟兵師団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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