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ケブリオネース ケブリオネース()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してケブリオネスとも表記される。トロイアの王プリアモスの50人の子の1人である〔アポロドーロス、3巻12・5。〕。トロイア戦争ではヘクトールの御者を務めた。 『イーリアス』の2日目、ヘクトールの御者アルケプトレモスがテウクロスに射倒されたとき、ヘクトールに命じられて戦車の御者を務めた〔『イーリアス』8巻。〕。トロイア軍がギリシア軍の防壁を攻撃したときには、ポリュダマースとともにヘクトールのもとで第1部隊を率い〔『イーリアス』12巻。〕、ギリシア陣内に侵入したさいには最も激戦だった場所で戦った〔『イーリアス』13巻。〕。しかしパトロクロスがアキレウスの鎧をまとって戦ったさい、パトロクロスがヘクトールにめがけて投じた石がケブリオネースの頭に当たり、ケブリオネースを倒した。ヘクトールはケブリオネースの遺体をめぐってパトロクロスと激しく戦い、エウポルボスがパトロクロスに深手を負わせたときに討ち取った〔『イーリアス』16巻。〕。 == 脚注 ==
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