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贛江 ( リダイレクト:カン江 ) : ウィキペディア日本語版
カン江[かんこう]

贛江(かんこう、)、あるいは贛水(かんすい)は、中華人民共和国を流れる川の一つで、鄱陽湖に流入している長江右岸の支流江西省を南北に貫く江西最大の川である。江西省の別名・「贛」(かん)はこの川に由来する。長さは751km(支流の源流まで合わせた長さは991km)。
== 名の由来 ==

贛江は、古代には「」または「」とも書いた。より前の時代には贛江は「楊漢」と呼ばれ、代には「湖漢」と呼ばれた。贛水という名の初出は「山海経」の巻十三「海内東経」で、「贛水は聶都山より出て、東北に流れ、彭澤の西に入る」とある。
贛江という名の由来には諸説あるが、主要なものには「章貢合流説」と「贛巨人説」がある。
;章貢合流説
:章貢合流説は最も一般的に流布している説である。江西省南部の山地を流れる「章水」と「貢水」という二つの川が贛州市章貢区)で合流し贛江となっている。このため、左に章の字、右に貢の字を組み合わせて「贑」の字が生まれ、これが転じ「贛」になったとする説である。この説の問題点は、「贛」の字は秦代以前に出現している反面、「贑」の字は唐代以後にしか出現していないことにある。
;贛巨人説
:贛巨人(かんきょじん)とは古代中国の言い伝えで南方に住むとされていた巨人である。「山海経」の中の「海内経」に初出し、「南方には贛巨人があり、人面をし腕が長く、体は黒くて毛が生え、かかとは反り返っている」〔「南方有贛巨人、人面長臂、黒身有毛、反踵。」〕とある。代の郭璞による「山海経」への注では、「今の交州・南康郡(江西省南部周辺)には、深い山中にはこのようなものが住んでいる。…南康には現在は贛水があり、この人たちが住んでいることからこの川の名がついた」とある〔「今交州南康郡深山中皆有此物也。長丈許,腳跟反向,健走、被發、好笑,雌者能作汁,灑中人即病,土俗呼為山都。南康今有贛水,以有此人,因以名水。」〕〔「贛」得名芻議,韓振飛 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gan River (Jiangxi) 」があります。




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