翻訳と辞書
Words near each other
・ 自己愛性人格障害
・ 自己愛性心性
・ 自己愛性災害
・ 自己愛憤怒
・ 自己愛構造体
・ 自己愛的ひきこもり
・ 自己愛的傷つき
・ 自己愛的怒り
・ 自己愛的虐待
・ 自己愛的防衛
自己愛神経症
・ 自己愛者
・ 自己愛転移
・ 自己感作
・ 自己感作(性)皮膚炎
・ 自己感染
・ 自己成分
・ 自己成就予言
・ 自己所有建造物等以外放火罪
・ 自己所有非現住建造物等放火罪


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

自己愛神経症 : ミニ英和和英辞書
自己愛神経症[じこあいしんけいしょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自己 : [じこ]
 【名詞】 1. self 2. oneself 
: [き, つちのと]
 【名詞】 1. 6th in rank 2. sixth sign of the Chinese calendar
: [あい]
  【名詞】 love 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神経症 : [しんけいしょう]
 【名詞】 1. nervous disorder 2. neurosis
: [けい, たていと]
 (n) (weaving) warp
: [しょう]
  1. (adj-na,n-suf) illness 

自己愛神経症 : ウィキペディア日本語版
自己愛神経症[じこあいしんけいしょう]
自己愛神経症(じこあいしんけいしょう、)とは、精神分裂病パラフレニーなど、対象転移がほとんど生じない神経症の総称である。ジークムント・フロイト転移神経症の対概念として1900年代初頭に用いたのがはじまりであり、自己愛性パーソナリティ障害も自己愛神経症に含まれる。現代においてはこの用語はほとんど用いられていないが、精神分析の歴史を知る上で重要な概念である〔 pp.174-175〕。
フロイトは、転移神経症は対象にリビドーが備給され、転移が展開するために治療可能であるが、それに対して対象転移の生じない一群の患者がいることに早くから気がついていた。彼らに精神分析的な治療を施そうとしても、リビドーが対象に備給されず、対象転移が展開しないため、精神分析的治療が役に立たなかったのである。フロイトは、精神分裂病に加え、後に自己愛性パーソナリティ障害と呼ばれるこれら対象転移の生じない一群の病を自己愛神経症と名付けた〔。
== 分析の発展 ==
後にハインツ・コフートは、自己愛神経症の比較的軽い病態である自己愛性パーソナリティ障害に生じる自己愛転移において、原初的な理想化鏡映の欲求を満たすことで正常な心理発達プロセスが再開し、治療可能であることを見いだした。従来の欲動心理学では説明できないこれらの現象を説明する新たな心理学が求められ、自己心理学が生まれる契機となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「自己愛神経症」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.