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自動化ゲート : ミニ英和和英辞書
自動化ゲート[じどうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自動 : [じどう]
  1. (adj-na,n) automatic 2. self-motion 
自動化 : [じどうか]
 (n,vs) automation
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [か]
 (suf) action of making something
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

自動化ゲート : ウィキペディア日本語版
自動化ゲート[じどうか]

自動化ゲート(じどうかゲート)は、日本の空港の一部に導入されている自動化出入国審査システムである。これは出入国の際に審査官による対面審査を経由せず、ゲートに設置された機械により出入国者を認証し、出国および入国の手続を簡素化・迅速化し、利便性を高めるもの〔「自動化ゲートの運用について」 法務省入国管理局 2010年3月〕。日本人で有効な旅券(パスポート)を所持しているか、外国人で有効な旅券(旅券、難民旅行証明書又は再入国許可書)と再入国許可を所持している場合に利用できる〔。成田空港中部空港関西空港羽田空港に設置されている〔「成田空港、11/20より自動化ゲート導入」 H.I.S.海外出張ニュース〕。
==利用方法==

自動化ゲートの利用方法は、まず機器が設置された無人の透明なボックス型のゲート(無人ボックス型)の入口において、旅券(パスポート)の写真が貼ってある身分事項ページを装置にかざすと入口の扉が開く。次にボックスの中の指紋の読取端末で、登録した2本の指の指紋で認証を行う。指をスキャンする位置はボタンのようになっており、押すと少し位置が下がる。軽く押したまま1~2秒そのまま待つと、認証の結果が画面に現れる。認証が終わり本人と確認されれば、ゲートの出口の扉が開く〔。
自動化ゲートのすぐ横には、同じ端末機器が設置された職員が座っているレーン(有人レーン型:既存の有人出入国ブースのことではない)も存在するが、法務省入国管理局の「自動化ゲート利用案内(日本人用)」によると、日本人は原則として無人ボックス型の利用をするよう案内をしている〔。無人ボックス型の自動化ゲートを利用した場合、旅券(パスポート)に出帰国の証印(スタンプ)が押されないため、証印が必要な場合は有人レーン型のゲートを利用するか、自動化ゲート通過後、事務所に申告する。
自動化ゲートを利用する場合、事前に利用希望者登録が必要となる。詳細は下記外部リンクにある、法務省入国管理局の「自動化ゲートの運用について」参照。なお事前登録では、日本国籍(日本のパスポート保持者)は、指紋登録のみで顔写真の撮影はなく、また自動化ゲート通過時においても、写真撮影のプロセスはない。パスポート失効時に、データもサーバから削除されるので、更新や再発行した際には再び登録が必要である。自動化ゲート利用の登録したが無効にしたい場合は、書面にて手続きが必要である。
国境や行政地域を越えて通過する出入国ゲートが、自動化や機械化されているケースは、世界に先例がある。中華人民共和国の特別行政区の香港マカオは、各検問所(陸地辺境、ふ頭、空港)で、それぞれの永住民に登録したカードで通過させる自動のゲート(e-channelと呼ぶ)を設けている。また、マレーシアシンガポールの地上の国境でも、同様のゲートが設置され運用されている。大韓民国でも、2008年6月より仁川国際空港に自動ゲートを設置、運用を開始した。ただし、日本や他国の自動ゲートが外国人登録済みの外国人居住者も対象にしているのに対し、韓国では国内居住韓国人に限定されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「自動化ゲート」の詳細全文を読む




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