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第39回スーパーボウル : ミニ英和和英辞書
第39回スーパーボウル[だい39かいすーぱーぼうる]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [かい]
 【名詞】 1. counter for occurrences 
スーパーボウル : [すーぱーぼうる]
 【名詞】 1. Super Bowl 2. (n) Super Bowl
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

第39回スーパーボウル : ウィキペディア日本語版
第39回スーパーボウル[だい39かいすーぱーぼうる]

第39回スーパーボウル(Super Bowl XXXIX)は2005年2月6日フロリダ州ジャクソンビルオールテル・スタジアムで行われた39回目のスーパーボウルで、NFL2004年シーズンの決勝戦である。試合はAFCチャンピオンであるニューイングランド・ペイトリオッツNFCチャンピオンであるフィラデルフィア・イーグルスを24-21の接戦で破り、チーム史上3度目のスーパーボウル制覇とNFL史上8度目(7チーム目)のスーパーボウル連覇を達成した。MVPはペイトリオッツのWRディオン・ブランチが受賞した。
==背景==

===道のり===
;ニューイングランド・ペイトリオッツ (2004 New England Patriots season)
AFC東地区に所属するニューイングランド・ペイトリオッツは2001年シーズン第36回スーパーボウル2003年シーズン第38回スーパーボウルで勝利し、ここ3年間で2度のリーグ制覇を成し遂げていた。スーパーボウル連覇を目指したこのシーズンはオフにシンシナティ・ベンガルズからRBコーリー・ディロンをドラフト2巡指名権とのトレードで獲得した。ディロンは1997年シーズンから6シーズン連続で1,000ヤード以上のラッシュを記録しプロボウルにも3度選出されていたが2003年シーズンは怪我もあってキャリア最低の541ヤードに終わり、30歳という年齢もあり獲得には懸念の声もあった。ドラフトでは2つの1巡指名権でDTビンス・ウィルフォークとTEベンジャミン・ワトソンを獲得。目立った主力の放出もなくチームはスーパーボウルを制覇した戦力を保つことに成功した。
開幕戦で強豪インディアナポリス・コルツを接戦の末27-24で破るとその後も勝利を重ね、第8週でピッツバーグ・スティーラーズに34-20で敗れるまで開幕6連勝を果たした。チームは前年度から続くレギュラーシーズンの連勝記録を18に、ポストシーズンを含む連勝記録を21にまで伸ばしNFL記録を樹立した。(レギュラーシーズンの連勝記録は2006年から2008年にかけてペイトリオッツが21に塗り替えた。さらにその後コルツが23に塗り替えている。)しかし敗れたスティーラーズ戦でチームのエースCBで4度のプロボウル選出を誇るタイ・ローが負傷しシーズンエンドとなった。2週間前にはもう一人のスターターCBタイロン・プールが足の怪我でシーズン絶望となっており、チームは2年目のアサンテ・サミュエル、ドラフト外ルーキーでシーズン最初の3試合は出番がなかったランドール・ゲイ、本来はセーフティーでキャリア5年間で3試合しかプレーしたことのないアースウィンド・モアランドなどに頼らざるを得なかった。第9週のセントルイス・ラムズ戦ではアサンテ・サミュエルが怪我で一時試合から離れ、代わりにベテランWRのトロイ・ブラウンがCBとしてプレーした。サミュエルはこの試合中に復帰したが、ブラウンはその後も3番手CBとしてプレーを続けた。試合はLBマイク・ブレイベルがTDパスキャッチを、Kアダム・ビナティエリがFG隊形からTDパスを決めるなどして40-22で完勝をおさめた。その後もチームは順調に勝利を重ね、14勝2敗でシーズンを終えた。
オフェンスではRBコーリー・ディロンがチームのフランチャイズ記録となるラン1,635ヤードを獲得、12TDをあげ4度目のプロボウルに選出された。 QBブレイディはパス3,692ヤード28TD(14INT)QBレイティング92.6という活躍で2001年シーズン以来となる自身2度目のプロボウルに選出された。ディロンとブレイディの活躍もありオフェンスは得点でリーグ4位、獲得ヤードでは7位とリーグトップクラスの成績をおさめた。一方ディフェンスではスターターCBの離脱もあってパスディフェンスはリーグ17位と苦戦した。しかしベテランSロドニー・ハリソンがチームトップの96タックルを記録しディフェンスを引っ張ると、もう一人のSユージン・ウィルソンがチームトップの4INTを記録するなど二人のセーフティが経験不足のCB陣を補った。また本来WRであるトロイ・ブラウンがチーム2位タイの3INTを記録するなどペイトリオッツはリーグ7位タイの20INTを奪った。またLBウィリー・マクギネストがチームトップの9.5サックを記録するなど合わせて4人の選手が5サック以上を記録し、チームでリーグ3位タイの45個のサックを記録した。さらに失点の少なさではリーグ2位、ヤードではリーグ9位と前シーズンに引き続いてディフェンスがトップクラスの成績をおさめ、ハリソンがオールプロに、LBテディ・ブルースキがプロボウルとオールプロに、DEリチャード・シーモアがプロボウルに選出された。
;フィラデルフィア・イーグルス (2004 Philadelphia Eagles season)
NFC東地区に所属するフィラデルフィア・イーグルスは1999年シーズンから指揮をとるHCアンディ・リード2000年シーズンからスターターとして定着したQBドノバン・マクナブのもとで前年シーズンまで4年連続でプレーオフに進出、さらに3年連続でNFCチャンピオンシップゲームに進出していたがいずれもスーパーボウル進出には届かなかった。オフにチームはサンフランシスコ・49ersで3度のプロボウルに選出されたWRテレル・オーウェンステネシー・タイタンズで3シーズン連続で10サック以上を記録するなど3度のプロボウル選出経験を持つジェボン・カース、2度のプロボウル選手と経験を持つ元イーグルスのLBジェレミア・トロッターを獲得した。
開幕戦のニューヨーク・ジャイアンツでは新加入のWRオーウェンスがいきなり3TDをあげる活躍を見せるなど31-17で勝利し、その後第9週でピッツバーグ・スティーラーズに27-3で敗れるまで開幕7連勝を果たした。その後も順調に勝利を重ねたが、第15週のダラス・カウボーイズ戦でオーウェンスがSロイ・ウィリアムスのフォース・カラー・タックルを受け足首を負傷した。試合には勝利したがオーウェンスは残り試合を欠場した。チームは13勝3敗でレギュラーシーズンを終え、第1シードでプレーオフに進出した。
QBマクナブはパス3,875ヤード31TD(8INT)QBレイティング104.7、ランでは220ヤード3TDという素晴らしい成績をおさめNFC最優秀攻撃選手に選出され、5シーズン連続となるプロボウルにも選出された。マクナブは10INT未満で30TDパス以上を決めたNFL史上初のQBとなった。WRオーウェンスは77キャッチ1,200ヤード14TDでプロボウルとオールプロに選出され、RBブライアン・ウエストブルックがランでは812ヤード3TD、パスでは73キャッチ703ヤード6TDという活躍をみせ自身初のプロボウルに選出された。イーグルスはランをリーグ31位の376回しかプレーせずその為ランオフェンスはリーグ24位だったが、パスオフェンスはリーグ7位、オフェンス全体では得点がリーグ8位、獲得ヤードではリーグ10位と上々の成績をおさめた。ディフェンスでは4人の先発セカンダリー陣のうちチームトップの5INTを記録したCBリト・シェパード、チームトップのタックル数を記録したSマイケル・ルイス、4INT3サックを決めたSブライアン・ドーキンスの3人がプロボウルとオールプロ双方に選出された。ディフェンスではLBジェレミア・トロッターがプロボウルに選出され、DEジェボン・カースがチームトップの7.5サックを決めるなど計4人が5サック以上を記録しチーム全体でリーグ2位の47サックを記録した。イーグルスはランディフェンスこそリーグ16位であったが、失点の少なさはリーグ2位、喪失ヤードではリーグ10位とリーグトップクラスのディフェンスを誇った。
;プレーオフ (NFL playoffs, 2004-05)
AFC第2シードのペイトリオッツはディビジョナル・プレーオフでインディアナポリス・コルツと対戦した。このシーズン、コルツのQBペイトン・マニングは当時のNFL記録である49TDパス(2007年シーズンにブレイディが50TDパスの新記録を樹立)と歴代最高のQBレイティング121.1を記録し、さらにマービン・ハリソンレジー・ウェインブランドン・ストークリーの3人のWRが1,000ヤード10TD以上を達成した。またRBエジャーリン・ジョームスがランでは1,548ヤード9TD、パスでは51キャッチ483ヤードを記録するなど、コルツはマニングと多彩なタレント陣を中心にレギュラーシーズンでリーグトップの522得点を奪っていた。しかしペイトリオッツは2人のスターターCBに加えプロボウルに選出されたDEリチャード・シーモアを怪我で欠いたにも関わらず攻守にコルツを圧倒し、20-3で完勝をおさめた。RBディロンがラン23回144ヤードを獲得するなどチーム全体でラン210ヤードを獲得すると、コルツのランをわずか46ヤードにおさえ試合を支配した。ペイトリオッツは7分を超えるロングドライブを3回記録するなどタイム・オブ・ポゼッションで37分43秒とコルツを大きく上回った。特に後半は21分26秒と圧倒的に支配した。 さらに2ファンブルと1INTの計3つのターンオーバーを奪い、コルツをシーズン最少の3得点に封じ込めた。この試合はコルツがTDを奪えなかったシーズン唯一の試合となった。
続くAFCチャンピオンシップゲームでは敵地ハインツ・フィールドでレギュラーシーズンで敗れたピッツバーグ・スティーラーズと対戦した。スティーラーズはQBベン・ロスリスバーガーがルーキーQBとしてはNFL記録となる14連勝を果たすなど15勝1敗というNFL史上2位タイの好成績をおさめ、レギュラーシーズンでは第8週と第9週に当時無敗だったペイトリオッツとイーグルスに初黒星をつけていた。しかしペイトリオッツは第1Qから早々に主導権を握る。Sユージン・ウィルソンがロスリスバーガーのこの試合最初のパスでINTを奪うとKビナティエリが48ヤードのFGを決め先制点をあげ、続くスティラーズのドライブではRBジェローム・ベティスがファンブルしペイトリオッツがリカバー、すぐ後のプレーでブレイディがブランチに60ヤードのTDパスを通しリードを10点に広げた。その後もブレイディが安定したプレーでオフェンスを展開すると、レギュラーシーズンは怪我に悩まされたWRディオン・ブランチがランとパスの双方でビッグプレーを、Sロドニー・ハリソンがインターセプト・リターンTDを決めるなどしてリーグ最少失点のディフェンスを誇るスティーラーズから41点を奪い41-27で勝利した。41失点はスティーラーズのシーズン最多失点となった。ペイトリオッツが2年連続5度目のスーパーボウル進出を決めた。
NFC第1シードのイーグルスはディビジョナル・プレーオフでミネソタ・バイキングスと対戦した。バイキングスはQBダンテ・カルペッパーが39TDパスを決めるなどリーグトップクラスのオフェンスを誇っていたが、イーグルスは序盤にマクナブが2本のTDパスを決め主導権を握るとその後はカルペッパーから2つのINTを奪うなどして試合を支配し27-14で勝利した。イーグルスはバイキングスのWRランディ・モスを3キャッチ51ヤードに抑え、バイキングスは7度のペナルティで計108ヤードの罰退を受けるなど試合をコントロールできなかった。4年連続の出場となったNFCチャンピオンシップゲームではQBマイケル・ビック擁するアトランタ・ファルコンズと対戦した。このシーズン、QBビックはパスで2,313ヤード14TD、ランで902ヤード3TDをあげる活躍を見せプロボウルに選出されていた。またRBワーリック・ダンが1,106ヤード9TD、T・J・ダケットが509ヤード8TDを記録するなどファルコンズはリーグトップのランオフェンスを誇っていた。イーグルスは最初のドライブで敵陣まで攻め込むが4thダウンでFG隊形からパスを狙うも失敗し無得点に終わった。しかしその後は安定してリードを奪い、一時は4点差に詰め寄られるが第4Qに突き放し27-10で勝利した。イーグルスはQBビックをラン4回26ヤード、RBダンをラン15回59ヤードとファルコンズのランオフェンスを99ヤードに抑えた。マクナブはプレーオフ2試合をINTなしの安定したプレーでチームの勝利に貢献した。オーウェンスは2試合とも欠場したが、チームのスーパーボウル出場を信じリハビリを続けた。イーグルスが24年ぶり2度目のスーパーボウル進出を決めた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第39回スーパーボウル」の詳細全文を読む




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