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清野静男 : ミニ英和和英辞書
清野静男[せいの しずお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [おとこ]
 【名詞】 1. man 

清野静男 : ウィキペディア日本語版
清野静男[せいの しずお]

清野 静男(せいの しずお、1922年8月14日 - 1977年8月28日)は、将棋棋士新潟県北蒲原郡(現・阿賀野市)出身。木村義雄十四世名人門下。棋士番号47。
== 人物・棋風 ==

* 1936年に木村義雄十四世名人門下に入門。1949年に三段で順位戦に参加しC級2組で全勝、翌1950年にC級1組昇級して六段に飛び級。四段の経験がないプロ棋士は、清野の他にはプロ編入時に五段の花村元司がいる。
* 1974年八段。終盤巧者として有名で、華麗な寄せに定評があった。
* 清野が得意とした玉飛接近の元祖右玉、端歩突き越しからの端攻め(一間飛車・九間飛車)や単純棒銀〔2013年の第62期王将戦七番勝負第1局で佐藤康光王将が採用〕、角桂香飛を集中して美濃囲いを攻める岐阜戦法〔2006年の第37期新人王戦決勝で糸谷哲郎四段が採用〕、飛車と金を交換する横歩取りの変化〔2015年叡王戦四段予選で星野良生四段が採用〕は現代将棋でも指されている。
 * 縦歩取りやガッチャン銀などで魅せる型破りの序盤展開でも話題になったという(「将棋世界」1977年、「新人王戦」観戦記、「王将戦」大盤解説など)。
* 1974年に八段に昇段し「表彰感謝の日」には普及活動を表彰された。現役のまま1977年に55歳で死去。
* 弟子に土佐浩司がいる。天王山とよばれる5五の位取りと玉を含め自陣を上段にのばし厚みで勝負する棋風や、多彩かつ才気あふれる戦法選択は土佐にも受け継がれている。
* 数多くの棋書を著しており、中でも詰将棋、終盤研究の書籍が多い。特に詰将棋創作の第一人者としても知られており、10冊近くの出版物がある。清野本人も詰将棋を非常に愛好し、師匠の木村からも「詰将棋なんかいくらやっててもダメだ」と窘められても、全くやめるつもりはなく、むしろ詰将棋制作こそが自分の終盤力の源だという自負があった。発表作品は数千点に上り、その精緻な作風からは目の肥えた詰将棋愛好家からの評価も高かった一方で、その知名度に肖り、戦後まもなくは清野作を騙る贋作も数多く出回っていたという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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