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森の中の三人のこびと : ミニ英和和英辞書
森の中の三人のこびと[もりのなかのさんにんのこびと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [もり]
 【名詞】 1. forest 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [み]
  1. (num) three 
三人 : [さんにん]
 【名詞】 1. three people 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

森の中の三人のこびと : ウィキペディア日本語版
森の中の三人のこびと[もりのなかのさんにんのこびと]
「森の中の三人のこびと」は、1812年にグリム兄弟によって採用されたドイツのおとぎ話である。 (KHM #13).〔Jacob and Wilheim Grimm, ''Grimm's Fairy Tales'', ""The Three Little Men in the Wood"
アンドルー・ラングは『あかいろの童話集』(1890)〔Andrew Lang, ''The Red Fairy Book'', "The Three Dwarfs "〕にこの作品を入れ、同作の改作はルース・マニング・サンダースの『こびとの本』に登場する。
アールネ・トンプソンのタイプ・インデックスでは黒い花嫁、白い花嫁を指す type 403Bであり、親切、薄情な少女を指すtype 480も含まれている。

==梗概==
ある女が一人の娘を持つ独り身の男に結婚を申し出た。彼女は、自分の娘は水を飲み、水で身を洗う一方で、男の娘は常からワインを飲み、ミルクで身を洗うことになるだろうと言った。男は自分の娘に穴の空いた片足のブーツを渡し、納屋まで持って行きそれを水でいっぱいにするように言った。もし水がこぼれなければ、彼は再婚し、もし水がこぼれれば、再婚はしないつもりだった。水が穴を引っ張ったことでブーツからは水がこぼれず、男は再婚することとなった。
初日は、女は約束を守った。二日目、二人の娘は両者とも水を飲み、水で身を洗った。三日目以降は男方の娘は水を飲み、水で身を洗う一方、女方の娘はワインを飲み、ミルクで身を洗った。ある冬の日、継母は男方の娘に紙のドレスを着て森にいちごを探しにいくように言い、かちかちのパンをたった一切れ彼女に渡した。
森の中少女は三人のこびとに出会った。彼女は彼らの家に入れて欲しいと丁寧に頼み、彼らはそれを承諾した。家の中で彼女は炉火のそばに座り、継母からもらったパンを食べ始めた。「俺たちにもそれをくれよ。」と三人の男たちは言い、親切な心を持つ彼女は男たちにパンをやった。小さな男たちは彼女に裏階段を掃除するように言ったので、彼女はそれに従った。すると、彼女のとても驚いたことに、彼女の探し求めていたいちごを見つけた。小さな男たちは彼女の親切さにお礼をすることを望み、彼らはそれぞれ希望を言った。一人は、彼女は日々より美しく育ってゆくべきだと主張した。またもう一人は、彼女が話すたびにのかたまりが彼女の口からこぼれ落ちるのがよいと主張した。そして三人目は、王が彼女と結婚するだろうだと主張した。
少女は家に帰ったが、いじわるな義理の姉妹に迎え入れられただけであった。まま姉妹は同じ幸運が自分にもふりかかることを望んだが、彼女の母は冷たい森の中へ娘をやることを許さなかった。しかし、彼女がしつこく言ったので、母は彼女に暖かな服と持ち運び用のおいしい食べ物をわたした。彼女は全く同じ小さな男たちに出会ったが、食べ物を分け与えることも、裏階段を掃除することも拒絶した。小さな男たちは彼女の傲慢さに罰を与えたることを望み、一人は、彼女は日々より醜く育ってゆくべきだと主張し、またもう一人は、彼女が話すたびにヒキガエルが彼女の口からこぼれおちるのがよいと主張し、三人目は彼女は惨めな死を遂げるだろうだと主張した。
ある日、継母は編み糸をゆで、それをまま娘にわたし、川の氷を割ってゆすいでくるよう命令した。彼女がこれをしていると、ある王が彼女を見かけ、彼女が何をしているのか尋ねた。「私は貧しい少女で、編み糸をゆすいでいるのです。」王はその美しさに魅了され、彼女を連れて行き、自分と結婚させ、彼女を自らの王妃とした。一年とたたずにその若い王妃は息子を産んだ。いじわるな継母は彼女のもとを訪れたが、チャンスを得るや否や、継母とその実の娘は若い王妃を窓の外へ放り出し、川の中へ投げやった。そして継母は実の娘をまま娘の場所へとやった。継母は王に、王妃は熱があり、そのせいで金の欠片の代わりにヒキガエルが口から落ちてくるようになっているのだと言った。
しかし、アヒルが一匹城の中にやってきて、王、そして賓客であった義理の姉と母、赤ん坊の様子をたずねた。使用人は、彼らは眠っていると答えた。アヒルはこれを聞くと、若い王妃である彼女自身の姿に変身した。彼女は自分の赤ん坊に乳をあたえに行き、そしてアヒルの姿に戻った。彼女はこれを二晩行った。三度目の晩、彼女は使用人に言って、入り口で王に、彼女の体の上で剣を三度振らせた。これによって彼女は再び人間の身体に戻った。王は彼女を、赤ん坊の洗礼式まで隠し、彼は継母に、人を水の中に投げやる者には何がなされるべきかたずねた。女は、そのような者は釘の詰まった木樽に入れられ、丘を転げ落ちて水に入っても足りないくらいだと言った。王は継母にとそのいじわるな娘が自らの運命を明示したのだと言い、彼女たちはその方法で処刑された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「森の中の三人のこびと」の詳細全文を読む




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