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捕鯨砲 : ミニ英和和英辞書
捕鯨砲[ほげいほう]
(n) (whaling) harpoon gun
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捕鯨 : [ほげい]
 【名詞】 1. whaling 2. whale fishing 
捕鯨砲 : [ほげいほう]
 (n) (whaling) harpoon gun
: [くじら]
 【名詞】 1. whale 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 
捕鯨砲 : ウィキペディア日本語版
捕鯨砲[ほげいほう]

捕鯨砲(ほげいほう)は、火薬の爆発力によってを発射し、クジラを捕獲する道具。火薬を用いて銛を発射する方式は小型のクジラを対象とする沿岸捕鯨でも小規模のものが用いられているが、一般に捕鯨砲と言う場合は、大型のクジラを捕獲する沿岸捕鯨及び遠洋捕鯨で使用される大口径のものを指す。
== 歴史 ==
捕鯨は古代から行なわれていた事が知られているが、いずれも手投げの銛を使用した。アメリカでは18世紀から母船式捕鯨によってマッコウクジラを捕獲していたが、やはり手銛もしくはせいぜい鉄砲仕掛けの銛(ボムランス)を使う程度であった。しかし、ナガスクジラ属の鯨は、死ぬと海中に沈んでしまうため、このような方法では鯨体を収容することが不可能であり、これらのクジラは捕鯨の対象とされなかった。
1860年代に、ノルウェー人のスヴェン・フォイン(Svend Foyn)が火薬により銛を射出する道具、即ち捕鯨砲を発明し、船足の速い汽船に装備して捕鯨を行なう方式を考案した。砲から射出される銛は丈夫なロープで船と結ばれているので、捕獲した鯨体を紛失する恐れもない。この捕鯨砲と蒸気動力付きの捕鯨船(キャッチャーボート)の発明は、近代的な商業捕鯨の時代への第一歩となっただけでなく、ナガスクジラ属の鯨の捕獲も可能となり、それらのクジラの生息する南氷洋など遠洋での母船式捕鯨の発達を促した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「捕鯨砲」の詳細全文を読む




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