翻訳と辞書
Words near each other
・ 夜になるまえに
・ 夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜
・ 夜に抱かれて
・ 夜に蠢く
・ 夜の××自慢
・ 夜のおもちゃ ぜんじろげっ!
・ 夜のお楽しみ
・ 夜のお楽しみ袋
・ 夜のお菓子
・ 夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説
夜のさいころ
・ 夜のしじま
・ 夜のせんせい
・ 夜のちょうちょと同居計画!
・ 夜のてのひら
・ 夜のどこかで 〜night shift〜
・ 夜のどこかで ~night shift~
・ 夜のオフィス
・ 夜のカフェ
・ 夜のカフェテラス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

夜のさいころ : ミニ英和和英辞書
夜のさいころ[よる]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よる]
  1. (n-adv,n-t) evening 2. night 

夜のさいころ ( リダイレクト:母の初恋#夜のさいころ ) : ウィキペディア日本語版
母の初恋[ははのはつこい]

母の初恋』(ははのはつこい)は、川端康成短編小説。全5章から成る。母の初恋の人に引き取られた娘が、密かに彼を慕いながらも、別の男のもとへ嫁いでゆく悲恋の物語。亡き母の恋が神秘な力で娘のをくぐって伝わってゆくという主題で、妻子持ちの男と若い娘の実らない恋が潔く描かれている〔三島由紀夫「解説」(『夜のさいころ』)(浪漫新書・トッパン、1949年)。三島由紀夫「『夜のさいころ』などについて」(『狩と獲物』)(要書房、1951年)〕。ヒロインである「純潔少女」は、川端の全作品をつらぬく主題の象徴ともなっている〔。川端自身は第4章(母の死の章)に愛着を持ち、「そこのところの少女は可愛く、少しをこぼしながら書いた」としている〔川端康成「あとがき」(『正月三ヶ日』)(新声閣、1940年)〕。
1940年(昭和15年)、雑誌『婦人公論』1月号に掲載された〔「解題」(『川端康成全集第7巻・小説7』)(新潮社、1981年)〕。翻案作品も多く、1954年(昭和29年)9月17日に久松静児監督により映画化され、テレビドラマ化も7度行われた。
== 発表経過 ==
川端康成は1937年(昭和12年)から1938年(昭和13年)にかけて、雑誌『婦人公論』に長編『牧歌』を執筆し始めたが、この作品は「序の口までしか書けなかつた」と川端自身がいうように長編小説とはならなかったが、それから1年半ほど経た1940年(昭和15年)に川端は再び、雑誌『婦人公論』に連載の筆を取った。しかしそれは『牧歌』の続編ではなく、それぞれ独立した短編であった。中途で休載の月もあったが、こうして9編の短編が出来上がった。
そのうちの最初の短編が『母の初恋』で、1940年(昭和15年)、雑誌『婦人公論』1月号に掲載された。単行本は同年12月に新声閣より刊行の『正月三ヶ日』に収録され、翌年1941年(昭和16年)12月8日に新潮社より刊行の『愛する人達』にも収録された〔。文庫版は新潮文庫『愛する人達』に収録されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「母の初恋」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.