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フォア・ローゼズ : ミニ英和和英辞書
フォア・ローゼズ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ローゼ : [ろーぜ]
  1. (fr:) (n) rose 2. (fr:) (n) rose
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フォア・ローゼズ : ウィキペディア日本語版
フォア・ローゼズ[ちょうおん]
フォア・ローゼズFour Roses)は、の酒造メーカーであるペルノ・リカールの傘下で1888年に創業したアメリカ合衆国バーボンの銘柄で、現在は日本麒麟麦酒グループが所有している。フォア・ローゼズ(Four Roses、四つの薔薇)の由来は、創業者の Rufus Mathewson Rose と、その兄弟と、二人の息子の4名の Rose によると推測されているが、他にも諸説があり、明らかでない。また、ケンタッキー州ローレンスバーグ蒸溜所は1910年に設立されたミッション・リバイバル様式の建物で、アメリカ合衆国国家歴史登録財となっている。今日でも、ケンタッキー州ローレンスバーグで蒸留されており、米国内では主としてケンタッキー州、国外ではアジアと欧州で販売されている。
== 歴史 ==

1888年から1943年のあいだは、フォア・ローゼズ・ウイスキーは、ポール・ジョーンズ・ジュニアーが設立した同名の蒸留所で製造されていた「ストレート・バーボン」の呼び名であった。この蒸留所は、1920年から1933年にわたるアメリカ合衆国での禁酒法時代の期間も、「薬用」バーボンの蒸留製造を目的として、当時、例外的に法に抵触しない蒸留製造の恩恵を得ていた稀な事業者の一つである、フランクフォート蒸留製造社(Frankfort Distilling Company)を取得合併して、バーボンの製造を継続した。
1943年に、カナダシーグラム・グループが、フランクフォート蒸留製造社を再取得合併し、フォア・ローゼズ(Four Roses、四つの薔薇)の銘柄で、ブレンド・ウイスキーの製造を開始した。しかし、国内市場においてフォア・ローゼズ・バーボンが継続的な成功を収めたにも関わらず、シーグラムは、アジア及び欧州の市場に販売を集中させるため、アメリカ合衆国へのバーボンの販売を停止した。数十年紀のあいだで、この銘柄は、ジム・ビームに次いで、世界中でもっともよく売れているバーボンの一つとなった。
2002年に、日本の麒麟麦酒グループが、ヴィヴェンディグループ(その後は酒造部門はベルノ・リカールに売却)からフォア・ローゼズを再度取得した。ヴィヴェンディはその前年に、シーグラム・グループを取得合併した結果として、この銘柄を自社で継承していた。(キリンビールは、これ以前にすでに、フォア・ローゼズ銘柄のアジアでの販売業者となっていた)。それ以降、キリンビールはフォア・ローゼズをバーボン・ウイスキーの代名詞的な銘柄として再位置付けを行った(ブレンド・ウイスキーの製造は、2002年には停止していた)。
しかし、ケンタッキー州で製造販売されている、アルコール含有度40度から50度のフォア・ローゼズ・バーボンは、現時点ではアメリカの他の州においては流通しておらず、スーパーマーケット等では入手できない。また、このバーボンは、同じ銘柄のもとで欧州やアジアで販売されているバーボンとは別のレシピである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォア・ローゼズ」の詳細全文を読む




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