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ナコルル : ミニ英和和英辞書
ナコルル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ナコルル : ウィキペディア日本語版
ナコルル

ナコルルSNK(現・SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズなどに登場する架空のアイヌ人。なお、『サムライスピリッツ』シリーズの作中のアイヌ文化の描写は現実のそれとは異なる部分があるため注意がいる。
== 概要 ==
一族に伝わる宝刀チチウシを手に、のママハハやのシクルゥを連れて、自然を守るために戦うアイヌの巫女。『サムライスピリッツ』シリーズの第1作目から登場する数少ない女性キャラクターの一人であり、お供の鷹「ママハハ」と共に戦う。ペットキャラクターと共に格闘ゲームに参戦する事は、当時としては画期的であった。
初代の頃から『サムライスピリッツ』シリーズ通しての主人公的存在の覇王丸同様にシリーズ通してのヒロイン的存在のキャラクターであり、覇王丸の次に名前が紹介されていることが多い。新声社発行の「ゲーメスト」では人気投票で1位が続きすぎたことで殿堂入りを果たしている。人気の高さから単独で他のゲームや主人公のアニメが作られたりと、格闘ゲームのジャンルの中でもナコルルの知名度は非常に高い。株式会社SNKの看板キャラクターの一人である。
『サムライスピリッツ』シリーズ全てに登場する皆勤賞キャラクターで、操作キャラクターとしても2位、女性キャラクター中トップの登場回数である。『サムライスピリッツ新章 〜剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃〜』(以下『蒼紅』と表記)では演出上の登場のみだが、重要キャラクターとして登場する。
初代での決め台詞「大自然のおしおきよ」がブームとなる。この台詞は『真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変』(以下『真』と表記)から「大自然のおしおきです」に変更された。
家族構成は祖父・サノウク、祖母・モナシリに妹のリムルルで、両親は既に他界している。
ガルフォードに想いを寄せられており、話の中で最も関係が深いキャラクターの一人である。当初は、ナコルル自身も彼に好意は持っているものの、アイヌの人々や故郷のカムイコタン、自然を守る巫女としての使命感などから積極的になれず、あくまで友達と割り切った上での良好な関係が描写される。作を追うにつれ、より友達同士とは思えない描写が増えていき、『サムライスピリッツ 〜侍魂〜』(以下『侍魂』と表記)や『サムライスピリッツ2 〜アスラ斬魔伝〜』(以下『斬魔伝』と表記)のエンディングでは相思相愛と思わせるような描写がされている。『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』(以下『天下一剣客伝』と表記)ではガルフォードEDでガルフォードに告白しようとしたがガルフォードに言葉を止められるようなシーンもある。同作のガルフォード(羅刹)EDではガルフォードに「おまえが必要だ。俺についてこい」と言われて二つ返事で一緒に旅をする、ナコルルEDではガルフォードがナコルルの故郷付近に居着く、パピーEDではガルフォードの帰る場所が既にナコルルの故郷となり将来的な2人の関係を『新しい家族』と表現するなどしている。しかし、一度も「恋人同士」と直截に表現されたことはない。ナコルルは20年後である『蒼紅』ではある理由(後述参照)から「コロポックル」になっており、ガルフォードはナコルルの帰りを待ち続けていると覇王丸の口から語られている。
『真』においてのナコルルとガルフォードのEDで、「自分の命の代わりに大自然を救って」と祈り消滅する描写があり、ファンの間では長年ナコルルは死亡したと思われていた(実際には死亡とは説明されておらず、生死不明の描写であった)。以降に発表された『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』(以下『斬』と表記)と『サムライスピリッツ 天草降臨』(以下『天』と表記)は『真』以前の物語として設定されたため、ナコルルも登場している。最終的に『真』以降の物語である『侍魂』では「『真』でナコルルは命を落としたと思われたが、本当は大自然に守られ生きたまま眠りについていた」ということが明かされた。その後、目覚めたナコルルは『侍魂』以降も登場する。プレイステーションオリジナル作品として発売された『蒼紅』では『斬魔伝』の20年後とされているが、20年前にリムルルが氷の中に凍結され離天京に封印され、ナコルルはリムルルを助けようとするも離天京内に入る為には自分の身体を小さくするしか術がなく、自らの意識を大自然と一体化させ精霊化した小さな姿になったと説明されている。ちなみにナコルル本体が小さくなったわけではなく、本体と分離して精霊化している。ナコルル本体は大自然の中で眠っている。
その後に稼働した現時点での最新作である『サムライスピリッツ閃』(以下『閃』と表記)ではキャラクター達の年齢から『斬魔伝』の1年後の世界を描いているが、『閃』ではナコルルはこれまでのように普通の人間の姿で登場している。『蒼紅』で説明されたナコルルが精霊化した時期とリムルルの身体が凍結された時期は『閃』以前に当たるため、『閃』と『蒼紅』の間でシナリオは繋がっていない。
パラレル設定の『天下一剣客伝』では『真』と同じように自らの命の捧げようとするが、亡き両親の力によって奇跡的に一命を取り留めてカムイコタンに戻ってきている。その代償として巫女の力を失い、その後はカムイコタンでリムルルやガルフォードと一緒に幸せに暮らしたということになっている。
サムライスピリッツ零』(以下『零』と表記)のエンディングでチチウシを正式に受け継いだが(この受け継ぎ方は『サムライスピリッツ』公式ストーリーで触れられた内容とは異なっている)、RPG版である『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』では「邪天降臨之章」のオープニングイベントでチチウシを受け継いでいる。この2作ではチチウシの前の持ち主であるナコルルの父親が死んだ原因が異なる。
『零』のリムルルEDではナコルルとリムルルが本当の姉妹ではないという描写がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナコルル」の詳細全文を読む




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