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ディエップ奇襲上陸 : ミニ英和和英辞書
ディエップ奇襲上陸[りく, ろく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

奇襲 : [きしゅう]
  1. (n,vs) surprise attack 
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
上陸 : [じょうりく]
  1. (n,vs) landing 2. disembarkation 
: [りく, ろく]
 (adj-na,n) six (used in legal documents)

ディエップ奇襲上陸 ( リダイレクト:ディエップの戦い ) : ウィキペディア日本語版
ディエップの戦い[でぃえっぷのたたかい]

ディエップの戦い(ディエップのたたかい、Dieppe Raid)は、1942年8月19日に行なわれた連合軍フランスへの奇襲上陸作戦。正式な作戦名は「ジュビリー作戦(Operation Jubilee)」。不充分な兵力と作戦のため最初から勝算は薄かった上、事前に作戦実行の秘密がドイツ側に漏れていたため、連合軍は大損害を受け、完全な失敗に終わった。
== 前段階 ==

作戦は防御が薄い北フランスのディエップに上陸、攻撃ののちに6時間で撤退することを目標とし、恒久的な橋頭堡の確保は考えられていなかった。
そのため作戦の目的は判然としておらず、ヨーロッパ大陸上陸・侵攻に備えての演習を意図したとする説、レーダーサイトの機材強奪を狙ったとする説、第二戦線構築を要求するソ連への体面説など諸説ある。いずれにしても、連合国の戦争準備はまだ不完全かつドイツ軍の勢力は未だに強大で、大規模な欧州反抗(欧州本土侵攻)は不可能であった。
当初、作戦は1942年7月4日以降の好天の日に決行されることとなっていたが、悪天候が続き総指揮官のモントゴメリーは奇襲攻撃の意義が無くなることを懸念し、中止する意向だった〔メッセンジャー (2005)、p.20〕。これに対し、マウントバッテンが決行を主張したため、攻撃は8月に実施されることとなった〔。さらに、事前のイギリス空軍による爆撃が一般人に対し被害を与えることが懸念されるとして中止され、空挺部隊による海岸砲台の制圧も天候の不安定を理由に中止され、代わりにコマンド部隊がその任務を実施することとなった〔。また、駆逐艦以上の大型艦をイギリス海峡には入れないという当時のイギリス海軍の方針をくつがえすことができず、艦砲射撃による支援も不充分なものとなった〔。
奇襲であることが作戦の要であったため、作戦の準備は高度な情報統制の中で進められた。ところが、作戦決行の2日前に、ロンドンでイギリス軍の高級将校がパーティの席上でこの作戦の内容を口外してしまった。情報はすぐにロンドン市内にあるドイツの諜報組織の知るところとなり、本国に伝えられた。この情報を元にドイツは可能な限りの防備を進めたが、侵攻に対応していることでイギリス国内に築いている諜報体制を把握されることを避けるため、また、奇襲上陸を意図している連合軍に対して「逆奇襲」とも言うべき迎撃を行うため、この地域の防御が手薄に見えるように偽装工作を行なった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ディエップの戦い」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dieppe Raid 」があります。




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