翻訳と辞書
Words near each other
・ サルミゼゲトゥサ
・ サルミネン
・ サルミン
・ サルムソン
・ サルムソン 2
・ サルムソン=モアノ S.M.1
・ サルムール
・ サルメ
・ サルメのトーキョーお座敷レビュー
・ サルメテロール
サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル
・ サルメテロール・フルチカゾン
・ サルメデ
・ サルメンエビネ
・ サルメ郡
・ サルモネラ
・ サルモネラ(属)
・ サルモネラ属
・ サルモネラ属菌
・ サルモネラ病


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル : ミニ英和和英辞書
サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル[えすてる]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テロ : [てろ]
 【名詞】 1. (abbr) terror 2. terrorism 3. (P), (n) (abbr) terror/terrorism
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
エステル : [えすてる]
 【名詞】 1. ester 2. (n) ester

サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル ( リダイレクト:サルメテロール・フルチカゾン ) : ウィキペディア日本語版
サルメテロール・フルチカゾン[えすてる]

サルメテロール・フルチカゾン(''Salmeterol/Fluticasone'')は、気管支喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に用いられる配合剤。
グラクソ・スミスクライン(GSK)が同社の長時間作用性β2刺激薬キシナホ酸サルメテロール(商品名「セレベント」)と吸入ステロイド喘息治療剤プロピオン酸フルチカゾン(商品名「フルタイド」)を配合し、同時に吸入できるようにした合剤で、GSKが日本で「アドエア」(Adoair)、ドイツ以外のEU諸国で「セレタイド」(Seretide)、ドイツで「ヴィアーニ」(Viani)、アメリカで「アドベアー」(Advair)の商品名で、またシュバルツファーマがドイツで「アトマディスク」(Atmadisc)の商品名で販売している。いずれも容器は紫色。
日本での承認上の正式な一般名は「サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル」。
== 概要 ==
1998年スウェーデンではじめて承認されて以降、世界120カ国以上で気管支喘息およびCOPD治療用として承認されており、フルチカゾンとサルメテロール双方の成分が相互に作用しあい、また、同時に吸入することで気管支内の同じ位置まで到達できるなど、単純に混合しただけ以上の効果があると報告されている。
日本では2007年4月18日付で3用量のディスカス(ドライパウダー・インヘラー)が成人の気管支喘息治療用として厚生労働省の承認を受け、同年6月8日薬価収載され発売された。当初、商品名を「セレタイド」として申請したが、フルタイド、セレベントと名前が似通っていることによる過誤を防ぐため、厚生労働省の指導により商品名を「アドエア」とした。
2009年1月21日にはCOPDおよび小児喘息についても適応追加され、エアゾール製剤の輸入販売についても承認された(薬価収載次第発売)。
サルメテロールとフルチカゾンを併用している患者にとっては、配合による相乗効果、利便性向上、使用後廃棄する容器の数の低減などが期待できるが、β2刺激薬の適切な使用からの逸脱、相乗効果によるリスク増加の懸念などの理由で、承認に反対する声もある。あくまでも併用する際の選択肢であり、併用の必要がない場合や、用量の組み合わせが適切でない場合には注意が必要である。
同様の効能をもつものとしては、アストラゼネカが同社のステロイド剤ブデソニド(商品名「パルミコート®」)と気管支拡張剤ホルモテロールの配合剤を、商品名「シムビコート®」(en:Symbicort)としてアメリカで販売しており、日本ではアステラス製薬が導入して同名で販売している。また現在本邦で治験中の薬剤も複数ある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サルメテロール・フルチカゾン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fluticasone/salmeterol 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.