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カンニャボ ( リダイレクト:キセルガイ ) : ウィキペディア日本語版
キセルガイ

キセルガイ(煙管貝)は、腹足綱有肺目キセルガイ科 Clausliidae に分類される巻貝の総称。陸生の貝類で、いわゆるカタツムリナメクジと同じ仲間である。地域によっては木の幹、落ち葉の下、岩陰などに普通に生息する。
==概要==
一般に殻は細長く、巻貝としては珍しく大部分が左巻きであるが、最大の特徴は殻口の内奥部に閉弁(へいべん : Clausilium)と呼ばれる開閉式の跳ね板状の構造を持つことにある。科の学名 "Clausiliidae" や英名 "Door snail" もこれに因む。日本名は形が喫煙用具の煙管(きせる)に似ていることによる。中国名も「煙管蝸牛」もしくは「烟管螺」や「煙管螺」という。
ユーラシア南米を中心におよそ1500種ほどが知られ、さらにその下には多くの亜種も記載されており、陸産貝類としては比較的種数の多い科の一つである。日本にはアジアギセル亜科に属する200種近くが生息するが、狭い地域や島嶼の固有種も多く、環境省や各県のレッドリストに挙げられている種も少なくない〔波部忠重・小菅貞男『エコロン自然シリーズ 貝』1978年刊・1996年改訂版 ISBN 9784586321063 - 日本産12種の写真・解説〕〔小菅貞男『ポケット図鑑 日本の貝』1994年 成美堂出版 ISBN 4415080480 - 概説、オオギセル、ナミギセル、ツムガタギセルの解説〕〔東正雄『原色日本陸産貝類図鑑』1995年 保育社 ISBN 9784586300617 - 日本産各種の生態写真・解説・生殖器の図〕〔行田義三『貝の図鑑 採集と標本の作り方』2003年 南方新社 ISBN 4931376967 - 鹿児島県域産43種を掲載〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キセルガイ」の詳細全文を読む




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