翻訳と辞書
Words near each other
・ カルステン・ナイチェル
・ カルステン・ニーブール
・ カルステン・ボルクグレヴィンク
・ カルステン・ヤンカー
・ カルステン・ラキース
・ カルステン・ラメロウ
・ カルステン・レンツィンク
・ カルスト
・ カルストンライトオ
・ カルストンライトオー
カルスト・シェパード
・ カルスト台地
・ カルスト号
・ カルスト地域
・ カルスト地形
・ カルスト地方
・ カルスト泉
・ カルス・ドッグ
・ カルス県
・ カルス誘導


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カルスト・シェパード : ミニ英和和英辞書
カルスト・シェパード[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カルスト・シェパード : ウィキペディア日本語版
カルスト・シェパード[ちょうおん]

カルスト・シェパード()は、スロベニアカルスト地方原産の護蓄犬種である。別名はカルスト・シェパード・ドッグ()、クラスキ・オフテャル()、カルスキ・オフチャル()で、愛称はカルスティー(Karsty)。サルプラニナッツとは親せき関係にある。

== 歴史 ==
1687年には既に犬種として存在していた。サルプラニナッツを改良して生まれたとも、これが改良されてサルプラニナッツになったともいわれている。原産地では専らから守るのに使われ、あらゆる脅威を撃退する頼もしい護蓄犬として何百年もの間大切にされていた。ところが、冷戦の終結によるソ連崩壊後に起こった旧ユーゴスラビア紛争の戦禍により、スロベニア内のカルスト・シェパードは全て死滅してしまった。紛争の沈静後、隣国やドイツに疎開していた犬を集めてブリーディングし、生まれた犬たちを原産地へ送り返した。これにより再び原産地に帰ってきたカルスト・シェパードは再び大切に飼育されるようになり、徐々に頭数を回復していった。又、スロベニアの天然記念物としても登録され、更なる保護に力を加えられる事にもなった。
かつては親せき種であるサルプラニナッツの亜種であるとして同一視され、1939年に両種はイリリアン・シープドッグの名でFCIに公認犬種として登録された。しかし、両種の愛好家の反対により登録は一時抹消され、1968年にそれぞれが正真正銘の別犬種として認知されて独立し、再登録された。現在も希少な犬種で、ほとんどが作業犬として使われている。ドッグショーにもめったに出場せず、家庭犬として飼われているものは非常に少ない。勿論、2008年の段階で日本にはまだ輸入された事がない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルスト・シェパード」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.